2013年07月04日

異物論(仮)1: 物語とは、異物からはじまる

「物語というものは、AとBと異物で出来ている」

という説で、映画脚本の構造を論じてみようと思う。
仮に「異物論」と言ってみる。(もっとキャッチーなネーミングにしたい)

たとえば。
朝、サラリーマンが出勤しようとしている。
と、目の前に赤いぶよぶよとした玉が浮いている。
それをじっと見ている主婦に尋ねる。
「なんですかこれ?」
「分らないの。しかも、ちょっとずつ動いているの」


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posted by おおおかとしひこ at 17:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする