2013年09月25日

「成長」はどういう形をしているか

物語では必ず必要と言われる主人公の成長。
これは、どのような形をしているのか。
身長がのびるように、木が育つように、「そのままの形が相似形で大きくなる」と
イメージするのは誤りだ。
つっかえ棒で成長が阻害されていて、それをのければ、
抑えつけられていた部分がのびはじめるような、
「足りない所がのびて、本来のあるべき形を取り戻す」と
イメージするのも誤りだ。

物語で描かれる成長とは、そのようなものではない。

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posted by おおおかとしひこ at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする