2013年10月14日

主人公は、第一ターニングポイントで言い出しっぺになる

映画脚本は、冒頭30分がその出来を決めると言われる。
ACT 1という三幕構成の一幕目だ。
そのクライマックス、第一ターニングポイントでは、
主人公はこれからの冒険へ旅立つ意志を示さねばならない。
もう少しくだけて言うと、言い出しっぺになる、と言うことだ。
今後の続きは、その責任を取るまでの話、と考えるとよい。

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2013年10月12日

パッケージングビジネスは博打下手である

脚本論というより、プロデュースや製作論の話。
ここ何年も、映画の企画をしては実現しない苦しみの中、
歳を重ね続けている。
壁は、パッケージングというキーワードだ。

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ほんものの芸能を見た2: お経は歌だ

祖母の葬式で、浄土真宗のお経を聞いた。ここ数年で聞く機会が多く、慣れてきた。
あれは、訳の分からない謎の呪文ではない。
歌だ。
死を前にして、芸能の力を借りて昇華するのが、人間の知恵なのではないか。

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2013年10月11日

センタークエスチョンと「そして父になる」

センタークエスチョンの話を前記事で書いて、
「そして父になる」を思い出した。

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2013年10月10日

実践編3「割れたせんべい」三幕修正

脚本を見直していて、実践編1に誤りを発見したので訂正する。
第一ターニングポイントは、
「綾子が父の東京観光に乗っかり、自分がいないと祐一が困ると知らしめようと決意」
するところだ。
ケンカの原因を伏せたまま、普段の世界とは違う世界へゆくことを決める場面である。


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2013年10月08日

実践編2「割れたせんべい」各稿比較

実践編その2。
「割れたせんべい」の、各段階でのバージョンを比較することで、
物語の構造をどうとらえるかについて議論しよう。

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シーサーブログのアクセス解析は中々に優秀で、
どのページが何人に何回読まれたかが分かるんです。(IDまではわからない)
一日に4、5人がコメント入力ページにたどり着いて、書いてない、てとこまで分かります。
せっかくなんで、何かコメントくれると嬉しいです。
承認制にしてるのは荒らし防止のためです。
アメブロみたいに荒らしを見ている管理人がいないので、
ブログ主が手動で対応しなきゃいかんのですよ。(アメブロはpdfが載せられないので…)
何度か自動で来るエロ広告は、手動で削除しております。

マンセーしか認めない、心の狭い人間ではないです。
ご批判ご指導叱咤激励罵詈雑言、七難含めてお待ちしております。
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2013年10月07日

動機のない人間がいてはいけない

現実社会ではやりたいことや目的がない人間はたくさんいるが、
少なくとも物語に登場する人物は、「全員に」目的がなくてはならない。

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2013年10月04日

実践編「割れたせんべい」の分析

これまでの脚本論を、具体例で示そう。僕が2010年に書いた「割れたせんべい」を実例にあげる。
NHKのミニドラマで7分半だった。
短いので分析も楽だし、あらゆる要素を備えた、比較的完成度の高いものだからだ。

地デジ化する前で、地デジ移行推進プロジェクトの一環だった。
知識系やお願いとして広報するのは勿論だが、情緒的に訴えるパターンも欲しいとの要請で、
ドラマ形式で訴える方法が求められた。
当時の朝ドラは「ゲゲゲの女房」で、最初は視聴率が低迷したため、「主演の二人の夫婦もの」
という枠ありきで朝ドラをテコ入れしつつ、という条件で書いたものだ。
(実際、僕が監督してOAされた)
割れたせんべい撮影稿.pdf
シリーズ二本目で、
一本目は、「つぶれそうな煎餅屋を、妻の綾子がデジタルメニューをヒントに煎餅のメニューをつくり、
若いお客さんもやってくる」という話(作演出は後輩の洞内)だった。

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2013年10月03日

最近のCMが詰まらなくなった理由

僕は新幹線のCM、シンデレラエクスプレスに影響を受けてCMの門を叩いた人間だ。
ニコパチ(有名タレントがカメラ目線でニコリと商品を持つ)だけではなく、
ストーリーものがCMでも出来ると信じてこの道に入った人間である。

クレラップをはじめとして、ちょっとしたお話が世間の何かを救ったり、
動かしたり、影響するようなものを沢山つくってきたつもりだ。
それがどうも最近不調だ。才能の目減りもあるかもだが、どうもそれだけではない。
テレビCM全体が詰まらなくなってきた。

原因は、静止画的な内容の増加だと考える。
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2013年10月02日

実写版「風魔の小次郎2 銀の一族篇(仮)」構想ノート

大地は今暗闇の中。人はみな忘れちまった。正義も愛も真実も。
だけどあいつがやって来た。希望の匂いのするあいつが…!!

「風魔2銀の一族」構想ノート.pdf

もう6年前になりますか。10月最初の水曜日、23:30に、伝説の(低予算)ドラマがはじまりました。
最初はネタドラマかと思わせておいて、その実大胆で繊細な、
それは「車田ロマン」に少しでも近付こうとする、僕らの戦いでした。

当時の続編の構想を、ちょっぴり公開します。
続編の話がいつまでも公式には出ないので、これは僕の中だけのアイデアの本邦初公開です。
サブタイトルは、ファン以外読めない「華悪崇篇」ではなく、より雅な「銀の一族篇」としてみました。

今回の中心アイデアは、「抜け忍」です。
一本の筋を通すテーマは、「小次郎は次期総帥にふさわしいか」です。
小次郎は風魔を抜けます。追手が来ます。そして、風魔総帥を継ぐ決意をするまでの話です。
そこに、聖剣争奪戦と、華悪崇が絡んでくるのです。
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2013年10月01日

イコンの重要性

日本映画は、絵づくりが下手だと思う。
ここでいう絵づくりは、写真的美しさや、外人のほうがやっぱカッコイイとか、
デザイン上の美しさのことではない。

物語を一枚絵で象徴する、ということを言う。
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posted by おおおかとしひこ at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする