2013年11月30日

人物の減らしかた

削る方法論のひとつに、人物を減らす、というのがある。

複雑で分量の多くなった脚本は、削ることでシンプルになり、
分かりやすくなり、ぎちぎちに固められたものが緩くなって、
見る者の想像の余地のある話へと生まれ変わる。
上手くやれば。

シーンを切ったり、台詞を切ったり、設定を削るのはよくある。
人物を減らすのは、それらの中でも特に難しい。

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posted by おおおかとしひこ at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする