2014年01月17日

演出は、手書きの文字に似ている

僕が脚本論ばかり書いて、
演出論をあまり書かないのには理由がある。

演出とは、脚本を読むことに他ならないからである。


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2014年01月16日

全力を出すこと

CMの企画打ち合わせというのは、
一人10案以上は考えるものだ。
実際につくられるのはたった一本だし、
何人もがよってたかって考える。
実際につくられるのは、何十本や百のうちの一本である。

考える、新しく発想する、ということで一番大事なことは、
僕は「全力で考える」だと思っている。


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2014年01月15日

テレビっ子という雑談。

僕が中二の1984年、金曜のテレビはあつかった、という昔話。

5:00 Zガンダム 5:30 電撃戦隊チェンジマン
6:00 - 7:00(ニュースかテレビ大阪か。たいていここで風呂に入ってた)
7:00 ドラえもん 7:30 宇宙刑事シャイダー
8:00 新日本プロレス(タイガーマスク全盛期)
9:00 金曜ロードショー 〜11:00
と、5:00 - 11:00の5、6時間はテレビの前にいた。
高校ごろは、さらに、探偵ナイトスクープ→
新野新と遥洋子の人生相談番組(タイトルわすれた)→エンドレスナイト、と、
朝4:00まで、12時間ぐらいテレビを見ていた。

最近の中高生は、そこまでテレビをみんな見てないだろう。
そこまで面白いテレビを、みんな見てないだろう。
だったら、おれがつくるまでだ。テレビや映画やCMのみなさん、がんばりましょう。
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脚本、一部公開。

コメントにリクエストしてくれた方がいたので、
そういう需要もあるのか、とアップしておきます。
著作権の関係で、1、2、12、13話は公開できそうです。
が、12話は当時スケジュール的にぱんぱんで、手書き納品したので、
文字打ち原稿が手元に残っていません。
手元にあった、1、2、13話の原稿を、公開。
脚本第一話.pdf
脚本第二話.pdf
脚本第13話.pdf

以下、解説。
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小説の映画化に起こる問題

「ブレード・ランナー」といえば、僕の生涯のベスト10に入る傑作である。
(リドリー・スコットは、これと「エイリアン」という
マスターピースを二本もモノにした傑物である)

先日、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の話になり、
未読だったので読んでみた。
両者の構造の差異がすさまじく、小説の映画化って何だろう、
と改めて思った次第である。


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メジャーな話とマイナーな話

世界には二種類の歌しかない。
モテる奴の歌と、モテない奴の歌だ。

という言い方を借りるなら、
世界には二種類の話しかない。
メジャーな話と、マイナーな話だ。


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2014年01月14日

まず話上手になれ

脚本を書く能力以前に必要な能力はいくつかある。
原稿用紙の使い方、日本語の正しさ、などの国語的能力、
映画で表現するとき特有のやり方の知識、
リアリティー、
などは、テクニック的なものだから、勉強すれば身につく。

それ以前に、そもそもあなたは話上手であるか。
そのほうが大事だ。

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2014年01月13日

テーマとオープニング

大体、テーマというのは、書きながら考えるものである。

最初からテーマをガチガチに決めて書いたら、
それは論文や宣誓文であり、
「面白い話」と最も遠いものになってしまう。
テーマは理屈であり、感情ではないからだ。
逆に面白さとは感情のことだ。

自分は本当は何をテーマとして書いているのだろうか、
と考えはじめるのは、ミッドポイントと第二ターニングポイントの間ぐらいではないだろうか。


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2014年01月12日

静止画は、一瞬

静止画的なことを、ぼくは脚本では極力戒めている。
映画とは動きだが、頭の中ではついつい静止画的にものごとを設定しがちだ。

逆に、静止画は映画のなかでどのように使われるかを考えてみよう。


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7分半の悪魔

僕の経験則。
映画には、凄くいい出来のシークエンス
(ワンシーンではなく、複数のシーンで描かれる一連の流れ)
があるとしたら、それは7分半である。
僕はこれを、映画の中の7分半の悪魔と呼ぶ。

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3D映画の演出は、エイゼンシュテイン以降の否定だ

とセンセーショナルに始めてみたが、
要するに、3D映画は、カット割りが機能しないと言いたいのだ。

アバター以来、僕が一番気持ち悪いのは、
カットが変わる違和感だ。
レンズによって立体感が違うから、
カットが変わることよりも、目の焦点を合わせ直す作業が発生するのである。
2Dの編集は、二次元上の視点移動を考えればよいのだが、
(例えば会話の切り返しは、左右へ視点を動かす、
テニスの試合のように見られるから会話として成立している)
3Dの編集は、三次元空間上の視点移動を考えなければならないのだ。

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2014年01月11日

全く別の話に置き換える

おはなしをつくる、基本のようなこと。

今回、大人にありがちなことを、
子供におけることで、置き換えて表現する、
という30分の話を書いている。

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2014年01月10日

脚本はなんのためにあるのか

勿論、ストーリーそのものを表現するためにあるのだが、
プロの脚本は、様々な人に見せるためにある。

様々な人は、ストーリーを見るのは勿論だが、
その職種特有の見方をする。
具体的に書いていこう。

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ペラ一枚

我々の業界の用語に近いが、ペラ一枚とは、
A4一枚にまとめた資料のことだ。
一枚以内といっても、キツキツに入ったものではなく、
200字とか400字程度にまとまった分量のことをいう。

つまりそれは、「一概念一枚」にまとめたもののことを言う。

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2014年01月09日

脚本は、映画の全てではない

小説は、出来上がった文章が全てだ。
それに比べ、脚本の完成は映画の完成ではない。
映画制作のスタートである。

ただ、どんなに各部署が頑張っても、
脚本以上には面白くならないし、
(脚本を無視した映画、という別ベクトルのカルトにはなれる)
最高に各部署が機能するのは、
面白い脚本のときだ。

脚本は映画の核であり、本質である。
しかし、映画の全てではない。


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脚本と演出を、分離できる?

いやしくもプロを目指す者、プロは、
脚本と演出を分離できて当たり前だ。

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2014年01月08日

どこからつくる?

僕の脚本論が参考になるのは、
僕と同じような順で話をつくる人かも知れない。
参考までに、順に書き出してみる。

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結局、シンプルに戻ってくる

書き終わってみると、案外シンプルな物語だったのだな、
と作者が思うのは、よい物語である。
複雑な思いや感想が出るのは狙い通り当然として、
でも結局単純な構造なんだよなあ、
というのが良い物語だ。
何故なら、題材をそのように選べた、という証拠だからだ。

ただ単純な構造で、ただ飽きたり物足りないのは、
単なる小学生の作文で、それには見る価値はない。

シンプルな構造なのに、いい題材が全体に染み渡り、
人生の複雑妙味な味わいを醸し出すのが、よい物語である。


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2014年01月07日

インデックス、リンク張り終わりました!

工事終了! 全部手作業なので、超つかれた。
適当な抜き取り検査しかしてないので、リンクの誤動作などあればご連絡ください。
お礼になにかあげます。

リアルタイムでおっかけてなかった人、もう一度あの記事読みたいけど検索あきらめた人、
脚本論インデックスからたどれますよ!!

しかし、斜め読みだけど、結構いい文章書いてるなあ。
誰か、書籍化したくないですか。>出版社の人。
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詩的である、とはこういうことかも

詩的であるとはどういうことかを言葉にしようとしていたら、
「現実から遊離させうること」という仮説にたどり着いた。

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2014年01月05日

大岡俊彦の脚本論インデックス(2013年分まで)

2013年までの脚本論を、順番で読むためのリンク目次です。
分りやすい順番にしたので、記事同士の時系列がおかしいかも(未確認)。

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スペシャルワールドと異物論

映画とは、非常事態のことである。
映画とは、緊急事態のことである。
映画とは、なんとかしなければならない事態のことである。
映画とは、そのような「特別な状況」での冒険のことを言う。
その世界を、物語論では、スペシャルワールドと言う。


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2014年01月03日

この感情に名前をつけてくれ

何年ぶりかに帰省したとき、
知らない建物に変わっていて、
ここも知らない、あそこは◯◯だったはずだ、
と思う感情。
悲しい、まではいかず、違和感だけが残る。
記憶ではこの角に◯◯があって、それはずっとあるものだと思っていて、
それがなくなって20年近く立つのに、俺だけが知らない。
浜村淳が死んだのだって、まだ違和感がある。
俺のいない大阪では、まだあの故郷を出た日々が続いてる筈なのに。
故郷の町では、次々に俺の知る所から日々遠ざかっている。
年寄りは、こういう気持ちなのかも。
自分の知ってる町が、そこにない感覚。
年寄りが神社仏閣にテンションがあがるのも、それは知ってる、という感覚ではないか。



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ダメなCMの典型から良いCMまで

正月帰省したこともあり、随分と正月CMをみた。
松の内が明けて平常運転に戻った週明けが、
今年のCM業界の趨勢を示すだろう。
業界に長いこといると、
ダメなパターンと良いパターンが、自動的に見分けられるようになる。

典型的な例をあげて説明しよう。
これは、表現と内容という、脚本論の一部の議論である。
例が多いこと、典型的な成功と失敗がわかりやすい為、CMを考えることは勉強になる。



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2014年01月01日

脚本は、行為

世の中に脚本論は、そこここに溢れている。
なんでだろうと考えるに、
脚本とは、体を使うスポーツのようなものに近いからだと思う。

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謹賀新年

2014年あけまして、おめでとうございます。

僕がブログなんてやってもいいものか、
と思いながらはじめたのですが、
去年は暇だったこともあって(笑)、
随分じぶんの脚本論を形にすることが出来ました。
内容は既に上級編に足をかけている気がしますが、
毎日10人くらいは、継続して読んで貰ってるみたいです。
何かの役に立つなら幸いです。
「9の階層」で体系的にはまとまったかな、という感はあるので、
今まで書いたやつを、一から読めるようにリンク張ろうかと思います。

風魔関連でやってきた方、たいへん嬉しいです。
この(隠れた)傑作をもっと多くの人へ伝えたいですね。風魔2!

ちょくちょく漏らしてますが、新作を形にしようとしています。
皆さんの前に出せるよう、精進してまいります。
posted by おおおかとしひこ at 01:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする