静止画的なことを、ぼくは脚本では極力戒めている。
映画とは動きだが、頭の中ではついつい静止画的にものごとを設定しがちだ。
逆に、静止画は映画のなかでどのように使われるかを考えてみよう。
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2014年01月12日
3D映画の演出は、エイゼンシュテイン以降の否定だ
とセンセーショナルに始めてみたが、
要するに、3D映画は、カット割りが機能しないと言いたいのだ。
アバター以来、僕が一番気持ち悪いのは、
カットが変わる違和感だ。
レンズによって立体感が違うから、
カットが変わることよりも、目の焦点を合わせ直す作業が発生するのである。
2Dの編集は、二次元上の視点移動を考えればよいのだが、
(例えば会話の切り返しは、左右へ視点を動かす、
テニスの試合のように見られるから会話として成立している)
3Dの編集は、三次元空間上の視点移動を考えなければならないのだ。
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要するに、3D映画は、カット割りが機能しないと言いたいのだ。
アバター以来、僕が一番気持ち悪いのは、
カットが変わる違和感だ。
レンズによって立体感が違うから、
カットが変わることよりも、目の焦点を合わせ直す作業が発生するのである。
2Dの編集は、二次元上の視点移動を考えればよいのだが、
(例えば会話の切り返しは、左右へ視点を動かす、
テニスの試合のように見られるから会話として成立している)
3Dの編集は、三次元空間上の視点移動を考えなければならないのだ。
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