この仕事を目指すからには、
自分の中でのベスト映画を決めておくべきだ。
それは自分の中心にいて、
理想の映画、あるべき骨と肉と皮、目標や憧れ、世界の変え方として、
おそらく一生、暗き世を照らしてくれる道しるべになる。
僕は二年ほど前、3000本ぐらいリストアップして、まず50本に絞り、
そこからベスト20を選んだことがある。(10本には絞り切れなかった)
あらためてそれらをレンタルで見て、分析しなおしたこともある。
スピルバーグは新作をつくるとき、必ず何本か見る映画があるという。
僕の中に生きているその映画たちは、永遠に僕にヒントや活力をくれるだろう。
ではその20本を書いてみる。
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