2014年01月17日

オールタイムベスト

この仕事を目指すからには、
自分の中でのベスト映画を決めておくべきだ。
それは自分の中心にいて、
理想の映画、あるべき骨と肉と皮、目標や憧れ、世界の変え方として、
おそらく一生、暗き世を照らしてくれる道しるべになる。

僕は二年ほど前、3000本ぐらいリストアップして、まず50本に絞り、
そこからベスト20を選んだことがある。(10本には絞り切れなかった)
あらためてそれらをレンタルで見て、分析しなおしたこともある。
スピルバーグは新作をつくるとき、必ず何本か見る映画があるという。
僕の中に生きているその映画たちは、永遠に僕にヒントや活力をくれるだろう。
ではその20本を書いてみる。


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posted by おおおかとしひこ at 17:18| Comment(6) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演出は、手書きの文字に似ている

僕が脚本論ばかり書いて、
演出論をあまり書かないのには理由がある。

演出とは、脚本を読むことに他ならないからである。


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posted by おおおかとしひこ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする