2014年01月19日

エントロピーの法則

エントロピーとは乱雑さの物理法則化である。
秩序は保たれず、カオスが支配する、
というのがエントロピーの法則の直感的理解だ。
部屋は、放っておくと散らかる、というイメージで大体合っている。

生命の誕生は、エントロピー法則の逆行だ。
カオスへと向かう宇宙に、秩序が生まれたのだ。
何故生まれたか、科学はまだ答えを出していない。

作品の誕生も、エントロピー法則の逆行である。
放っておけばカオスへと向かう宇宙に、作品が生まれるのは、
生命誕生と同じ奇跡が起こっている。


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posted by おおおかとしひこ at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

点を生め。線で繋げ。落ちをつけろ。

大山倍達は、極真空手の奥義を
「点を中心に円を描く。直線はこれに付随する」
(接触点を円で崩し、一番早い攻撃で仕留める)
と表現した。

それ風に言うと、
物語の奥義とは、
「点を生め。線で繋げ。落ちをつけろ。」である、
と言ってみよう。


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posted by おおおかとしひこ at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない:一回性

デジタルの本質のひとつは、アンドゥ機能である。
コピペフリー、ダビングフリーを生かして、
何度戻っても、「完全に」元に戻る。
(あるいは、ある素材に対して、同じ工程を踏めば、
全く同じものをつくることが出来る)

これは、一回性という、世界の真実と異なる。

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posted by おおおかとしひこ at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする