2014年01月20日

群像劇と主人公

前の原稿を書いていて、
じゃあ群像劇はどないやねん?と思ったので、続きを書く。

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posted by おおおかとしひこ at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主人公は何人いるか

一人が原則である。

映画は主人公の物語であり、
他の人物は主人公にならない。
他を主人公レベルに深く描くと、どちらが主人公か分からなくなる。
これを、「食われた」という。

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posted by おおおかとしひこ at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台詞は嘘をつく

妻が「あなた愛してるわ」という台詞を言ったら、
物語の中では大抵嘘だ。
このあと保険金目当ての殺人か、浮気に発展するものだ。

「別に怒ってないよ」という台詞は、まだ怒っている。
好きだ、とばれないように平静を装って、文化祭の話をする。
社員にクビを伝えるのが難しく、家庭事情の話から入る。

ドラマとは、台詞と本心が別のところを向いていることである。


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posted by おおおかとしひこ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする