2014年02月11日

プロットの小説(小説と映画の違い2)

プロットの小説、という言い方があるのを思い出した。
プロットでない小説もある、ということだ。
これは映画脚本から見れば、奇妙な話だ。

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posted by おおおかとしひこ at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月09日

綿密な計算

僕は乙女座なので、綿密な計算こそが仕事の身上である。
書いている文章や考え方にも、それはにじみ出ていると思う。

全てを理論的に構築し、あらゆることの可能性を考え、
先回りし、合理的な正解を探しておく。
(時に、セカンドベストも準備する)

計算の弱点は、予想外の出来事への対処である。
計算された美しい歯車は、砂利を噛むと機能しない。

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posted by おおおかとしひこ at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

写真アップしました

『「落とす」慣れ』に、編集プランのカード並び替えのさまを、
アップしました。参考になるかとおもいます。
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表現のレベル

段位的に書き連ねてみよう。

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2014年02月08日

編集は、編集室でするものではない

編集を編集室でやると思う人はど素人だ。
編集とは、具体的にはバラバラのフィルムを繋いで一本にすることだが、
実際には、素材のタイムコードの確定だと僕は思っている。
それには、ふたつの要素がある。
ひとつには、流れの質と間を確定させること。
もうひとつは、構成を確定させることだ。

編集室でやることは、前者である。
後者は、どこでやるのか。


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posted by おおおかとしひこ at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピボットのためのカットアウェイ

ハリウッドの編集用語だが、
どこの編集でもやっている。
時間の盗み方として、覚えておくとよい。

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posted by おおおかとしひこ at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

創作とは、何をすることか

話題の佐村河内氏の、ゴーストライターへの「指示書」を見た。
僕が見たものは、
図形的なものに数字の比率を入れ、全体的な構成を示したもので、
色々なイメージの言葉で周囲が装飾されたものだ。
あれが全てだとしたら
(何枚にも渡るものの表紙だけを全てと偏向報道されている可能性もある)、
かの指示書は創作ではない。

では、創作とは、何を言うのか。


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posted by おおおかとしひこ at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「落とす」慣れ(2/10解説追記)

落とす、とは、編集用語で、
ブロックごと切ることを言う。
切る、はカット尻をもう少し切るとか微調整の意味が強いが、
落とす、は、もう少し大きなものをごそっと切ることだ。


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2014年02月07日

一人称視点と三人称視点

自分がテレビに出ている夢を見た。
夢の中で自分の顔を見るのははじめてかも知れない。
普段は、自分の目から見た世界(すなわち主観ショット)でしか見ない。
一人称視点である。
鏡を使わない限り、自分を見ることが出来ない。
(夢の中では鏡は出てこない、という別の話があるが、ここでは触れない)
これが、初めて三人称視点になった。
そのとき俺自身の意識は、テレビを見ている俺であり、
テレビのなかで喋る内容を考えている俺でもあった。
人形使いのような意識、というべきか。

優れた役者は、このような目線を内在化させていると思う。


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15秒の世界と110分の世界

戯れに、15秒の世界で書いたパーツが、
映画と対照するとどうなるかという表をつくってみたら、
結構興味深かったので載せてみる。
(スマホなどでは表示が見にくいのでPC推奨)
映画の尺は、ここでは110分とした。

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posted by おおおかとしひこ at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脚本的考え方のトレーニング

初心者の人と話をしていると、
出来上がったものから、脚本を分離できない、
ということがよく分かる。
これでは、いつまで経っても脚本的考え方が出来ないし、
ここの脚本論を読んでも意味がない。
なので、脚本的考え方のトレーニング方法を書いておく。

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2014年02月06日

表現下手と表現上手の境目

省略が上手いかどうか、につきる気がする。

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2014年02月05日

内的動機と外的動機とターニングポイント

内的動機は、人物の中で一貫しているものだ。
これが報われるために人物は動くのだから、
その願いが叶えば人物は退場するか、
物語は大団円だ。
外的動機は、時に応じて変わる。
それがターニングポイントになる。

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15秒の世界

CMは15秒で勝負する世界だ。
そこに何千万(電波料を合わせれば億単位)の金が使われる。
秒単位で見れば、映画の数十倍だ。

長編と俳句で、要求される技能が異なるように、
15秒には、15秒の世界がある。

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2014年02月04日

フレーム問題と陰陽法

フレーム問題のことを書いていて、
世界には二種類の○○がある、という言い方を思い出した。
これを陰陽法と呼ぶことにしよう。

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内的動機と外的動機

映画における登場人物は、必ず動機を持っている。
主役をはじめとする特に重要な人物は、
内的動機と外的動機のふたつを持っていることが多い。

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フレーム問題

かつてのテレビのサイズ(横:縦=4:3、僕ら的にはヨンサンという)が、
今のワイド(16:9)になって、
表現するものに影響が出ている、という話を現場でしていた。
フレーム問題の話が出来ると思ったのでしてみる。

フレーム問題とは、
「どこからどこまでを世界の全景とすべきか、
決める問題」の事を言う。
これは、表現する者にとって、難しい問題だ。
その答えを出すことが表現することだ。


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2014年02月03日

オールタイムワースト

オールタイムベストは理想を示すことだが、
真逆から理想の映画を示すことも出来る。
数が揃っていないし、糞映画コレクターでもないが、
俺はこれを映画とは決して認めないものをあげていこう。

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posted by おおおかとしひこ at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

ここに来る人へ。

最近、1日300オーバーのアクセス状況が続いてます。
500ごえの日もあります。
平均150人ぐらいが2ページ以上読んでるブログ、ということになります。

脚本とは何か、映画とは何か、物語とは何か。
初めて漫画を描いたのは小1で、初めてコント台本を書いたのは小3で、
初めて映画を撮ったのは中2でした(カメラはベータ!)。
プロになってからも、色々考えてきました。
間違ってるところも、足りないところもあると思います。
これまで考えてきた、或いは最近考える、脚本にまつわる色んなことを、
書いていこうと思います。
どこまで行けるか分かりませんが、何かの役に立てば幸いです。

風魔を撮影してるときから、
ブログをやるなら「縁側」という名前がいいなと思ってたのですが、
ここまで続くと思ってなかったので、置き場所扱いしてました。
(独立したら会社名としてもいいなあと思っておりますが)
うちの縁側には、誰が来てもよいのです。呼べば、留守じゃなければ出てきます。
最近の東京の家には、縁側がなくなりつつあって残念です。
縁のある側、と名付けた日本人のセンスに時々脱帽します。
posted by おおおかとしひこ at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

話の面白さは、どっちに向かうか分からない面白さ

話の面白さの醍醐味は、これにつきる。

次何が起きるのか、あれはどうなるのか、
どうまとめるつもりなのか、
あれがもう一回使われるんだろうけど、どうするつもりか、
この気持ちに気づいてしまったが言うべきなのか、
などの、
「どっちに向かうか分からない面白さ」が、
話の面白さではないか。

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posted by おおおかとしひこ at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする