2014年02月08日

編集は、編集室でするものではない

編集を編集室でやると思う人はど素人だ。
編集とは、具体的にはバラバラのフィルムを繋いで一本にすることだが、
実際には、素材のタイムコードの確定だと僕は思っている。
それには、ふたつの要素がある。
ひとつには、流れの質と間を確定させること。
もうひとつは、構成を確定させることだ。

編集室でやることは、前者である。
後者は、どこでやるのか。


続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピボットのためのカットアウェイ

ハリウッドの編集用語だが、
どこの編集でもやっている。
時間の盗み方として、覚えておくとよい。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

創作とは、何をすることか

話題の佐村河内氏の、ゴーストライターへの「指示書」を見た。
僕が見たものは、
図形的なものに数字の比率を入れ、全体的な構成を示したもので、
色々なイメージの言葉で周囲が装飾されたものだ。
あれが全てだとしたら
(何枚にも渡るものの表紙だけを全てと偏向報道されている可能性もある)、
かの指示書は創作ではない。

では、創作とは、何を言うのか。


続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「落とす」慣れ(2/10解説追記)

落とす、とは、編集用語で、
ブロックごと切ることを言う。
切る、はカット尻をもう少し切るとか微調整の意味が強いが、
落とす、は、もう少し大きなものをごそっと切ることだ。


続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする