2014年02月22日

「成功はキャストの功績、失敗は監督の責任」という俗説

この真実でない俗説を、身にしみて理解しておくとよい。
どんなに成功した作品をつくっても、
主演ほか、キャストの功績と評価される。
それは、よく出来た映画やドラマは、
主人公にほんとうに感情移入するからだ。


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posted by おおおかとしひこ at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コンフリクトを拮抗と訳すのはどうだろう。

対立や衝突はアメリカ的だから、
日本人ドラマ的に、立場の相違や因縁、競合関係などと訳してみたが、
拮抗や膠着、平衡状態と訳すのもいいかも知れない。

(実際には主人公より敵が大きいことが多いから、絶対量の拮抗ではない。
むしろ、ある種の戦力平衡状態、とコンフリクトをとらえると、
それをどうにかして動かそうとする原動力として
ドラマをとらえられるかも知れない。
ある拮抗が、ターニングポイントや山場によって、また別の拮抗に図式が変わる。
拮抗が動くのは、主人公の行動や、外部からのニュースである)
posted by おおおかとしひこ at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする