2014年02月24日

役者の能力と物語の関係

タイムマシンがあるのなら、ずっとその瞬間に行ってみたい、
解きたい謎の瞬間がある。

それは、フランスの名女優サラ・ベルナール(1844-1923)の、
レストランでメニューを読み上げただけで、
居合わせた客全員を泣かせたという実話だ。

僕はこれをはじめて聞いた大学時代から、
「どうやったのか?」について長年考えている。
号泣させるのは物語の力であり、
読み方という単なるトーンではない、と信じているからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画とは、勝利を描くことである

と、極論してみる。
世の中にはバッドエンドやビターエンドなどの映画もあるし、
中二的にはそのほうがカッコイイ気もするが、
本当に書くのが難しいのは、胸のすくようなハッピーエンドだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする