2014年04月16日

ビジュアルと中身の労力の話、つづき

シチュエーションはいいんだけど話がねー、
キャラは面白いのに話がねー、
最初はワクワクしたのに後半の話がねー、
こういう絵が撮りたかっただけなんでしょ、
このキャストで、別の話で見たかった、
メロディがいいのに、歌詞がだせえ、

これらは、どれもビジュアル(ガワ)の出来に対して、
中身の出来が追いついていないものへの言葉である。
このイマイチのものをつくったとき、
どう直せばよくなるのだろうか。

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あらすじを書こう

ごくごく基本的なことなのに、
いつまでたっても難しいこと。
それは、あらすじを上手に書くことだ。

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2014年04月15日

大をなおしてから小をなおす

リライトの鉄則だ。
絵をかくのも同じだ。
デッサンが狂っているのに、絵の具をいくらリアルに重ねても無駄である。

しかし、文章というものは、見た目が字が続くものだから、
大をなおすことより、小をなおすことに、
気がとられてしまいがちだ。

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芝居に詳しくなること

あなた自身が、俳優の経験をつむとよい。
プロの俳優でもよいし、
アマチュア劇団でも、誰かの自主映画に出演でもいい。

それは、役者が台本とどう向き合うかを、知ることである。
当たり前だが、役者は一ヶ月ぐらい、
同じ台本のことを、毎日考える。
その役の立場から、話を考え続ける。
そして、その役の魂を自分に宿すのだ。
そんな生活をしてみることだ。

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一周年スペシャル「公開脚本添削」(しばらく二番目記事に固定してます)

オリジナル脚本を、送ってください。
いまいちなものを、公開添削しようと思います。
何をどう考えればいいのか、
気づいていないことは何か、
実際どうすればいいのか、
などについて、僕なりに赤ペン先生になってみます。
(その添削のセンスのほうが問われる、実は僕への試練なのです)

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ビジュアルと中身は、5:5ではない

どこかの監督のインタビューで、
今回は最高のスタッフで、最高のビジュアルやデザインや世界観を用意できたんだ、
あとはストーリーだけだ、
というのを見て、アホかと思ったことがある。

ビジュアルというガワの魅力と、
ストーリーという中身の魅力をつくる労力は、
5:5ではない。
僕の経験上の数字を出すなら、
1:9ぐらいである。

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2014年04月14日

役づくりのメソッド:主観的年表メソッド

役者でも、脚本家でも、
その役をリアリティー溢れる、深みのある人物にするために、
やっておくべき方法。

それは、
その人の人生の年表と、自分の人生の年表を書くことだ。

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妙にリアル

たとえトンチキな世界だって、
リアルにすることが出来る。

つくりごとの世界にリアリティーを持ち込むには、
「この人たちを支える社会の状況」について思いを馳せ、
「この人たちが我々の世界に来たらどうなるか」を考えるとよい。

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脚本を書くことはセックスに似ている

以下、男子用の記事につき、
女子は参考にならないかも知れない。
下ネタ注意。

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2014年04月13日

ネット時代の表現は、より評論家能力が必要だ

今の時代、何か発表すれば、
すぐネットで叩かれる。モンスタークレーマーもいる。
電話一本でCMを自粛し、ドラマからスポンサーが撤退する。
この事態は異常だ。
気にくわないCMを止める方法は、
顧客のふりをして、難癖つけて人権団体を動かせばよいからだ。
電話一本(または数本)でよいからだ。

表現は、そんな脆弱なものではない。

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不条理考

不条理ものについて色々と考えていると、
結局は「ゴドーを待ちながら」にいきつくので、
戯曲(白水ブックス版/安堂信也、高橋康也訳)を読んでみた。
注釈を無視して、台詞の進むスピードでよんだほうが、
不条理感がよくわかる。

僕にとっての不条理のはじまりは、
吉田戦車「染るんです。」である。
吉田は、日常風景を異化してみせ、
我々の「日常認識」を根底から覆してみせた。
今見てもその感覚を味わえるネタもあるし、
それほどでもないネタもある。それは時代を経たということでもある。

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2014年04月11日

「映画みたい」ってどういうことだろう

まるで映画みたいだ、というのはどういうことか。
現実のことを称して言うときは、
映画でよくあるシチュエーションが現実にあったときだ。
ドラマやCMで、「映画みたいな」と冠詞のつくものは、
「金がかかっている」という意味であり、
中身の深さは問われないことが多い。
中身が良ければ、「映画みたいな」ではなく、
たんに名ドラマ、名CMと言われる。

いずれにせよ、「映画みたい」と言われるものは、
映画ではないものにつける言葉だ。

あなたは、映画を書けばよい。
たんなる名作を書くだけでよく、
「映画みたいな映画でないもの」を書く必要はない。
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そこに鉱脈はあるか

我々はヤマ師みたいなものだ。
掘る前から、そこに黄金が埋まってるかどうか、
なんとなく分かる。
掘っても掘っても面白くならなければ、
その題材を捨てて、他の鉱山を見つけなければならない。
(いつそれを決断するかも、重要な勘だ)

そこに鉱脈がある、ないの勘の話。

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前向きの話と、後ろ向きの話

何かを得ようという動機が、前向きの話。
何かを失いたくないという動機が、後ろ向きの話。

主人公だけでなく、敵役、脇役の動機にそれぞれ配分してみるとよい。
主人公は前向き、敵役は後ろ向きが王道だが、
主人公は後ろ向き、敵役は前向き、というパターンもありえる。
あとは順列組み合わせで色々とあるだろう。
発想の転換のヒントに。
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2014年04月10日

人は、欠けているものを補おうとする

動機の根本に使えるネタとして、
覚えておくとよい。

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主人公とテーマとクライマックス

前記事「桃太郎続論」のことを、抽象化してまとめておく。
人間には表と裏がある。
裏にひた隠しにしてきたことが、
今回の事件に関係する。
その解決が、主人公のテーマだ。
誰もがはじめて対峙するときのような、初々しさが必要だ。
クライマックスは、そのテーマと関係する。

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2014年04月09日

桃太郎続論

ドシロウト様、コメントありがとうございます。
(この記事は桃太郎の記事のコメントに答えています)
今時のちょいワルヒーローパターンですね。
あると思いますよ。
「正義に目覚める」という変化が、
話のポイントになりそうですね。


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点の面白さの例

登場シーンは、代表的な点の面白さである。
スローモーションで現れる、
何か(桜吹雪、風、爆炎、蜃気楼、稲光、飛び立つ鳩の群れ)の中から現れる、
笛の音を聞いて(手裏剣が壁に刺さって)振り向くと崖の上、
転校生がやって来て恋する瞬間、
扉を開いて(人の群れが道を開けて)、
見得を切って(待ってました!)、
登場する瞬間は、堪らない瞬間だ。

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2014年04月08日

線の面白さの例2

謎の動機。
何故これをやったのか分からない。
なるほどそういうことだったのか!
という面白さ。

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線の面白さの例

一見関係のないと思われていた二つのことに、
共通点が見つかる。
実は二つは○○ということだったのだ、
という面白さ。

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「いい」には2つある

繰り返しになるが、
時間軸をもたない「いい」と、
時間軸をもつ「いい」である。

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2014年04月07日

デジタルは人を幸せにしない:点と線

デジタルのよくないところ。
点で終わってしまい、線でものごとをとらえなくなること。

辞書を引くことにたとえられるけど、
単語を引いてそれでおしまいになること。
本当の勉強は、その言葉の語源や発生や、類語まで、
まるごと学習することだ。
何故なら、ことばと概念は一対一の対応ではなく、
曖昧な範囲を持つゾーンやネットワークとして存在するからだ。

ネットがそれらを効率よくつなぐかと思われたが、
逆に点で終わらせてしまう病に、おちいっているような気がする。

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初々しさ

どんなベテランが書こうが、
どんな新人が書こうが、
初々しさのない物語は新鮮ではない。

何故なら、初々しさのない感情は、
ああハイハイ、見たことある見たことある、
となる、平凡な感情だからだ。

たとえば、人の死に際して、
○○さーん!と号泣するという芝居は、
現実にはそうそうないが、
ドラマや映画ではしょっちゅう見る、
つくりごとでは平凡な感情だ。

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普遍は、平均ではない

普遍性を持つ作品の方がよい。
映画や物語はマスを対象とするから、
普遍性を持てば持つほどよい。

しかし、これは統計的な平均を取ることとは異なる。
誰にでも理解し、誰にでも当てはまる普遍性とは、
平均的な人間像や平均的な社会観を描くことではない。

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2014年04月06日

ワクワクと本編

ペプシ桃太郎CMでも何でも、
予告編スタイルというのは気持ちが上がるものだ。
一体これはどうなっちゃうんだろう、
これは一体どこのどういう場面なんだろう、
このあとに起こることは、
などを想像するだけでワクワクする。

しかし、その我々のワクワクのほうが、
本編よりもいいものだったりすることはよくある。
遠足の前の日のワクワクは、当日よりも大きい。
前の日の期待と、当日、
すなわち、期待と物語本編の関係について考えよう。

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2014年04月05日

いい企画の条件

話はいいと思うんだけど、
これどういう絵にするの?
と第一声で出るのが、いい企画。

ダメな企画は、
絵はいいと思うけど、所々よく分からない、
と第一声で出る。

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面白さとは、先入観を壊すことではないか

あなたは周囲の人を笑わせるのが上手いだろうか。
大阪という地は、それが能力の基準となる国である。
東京に出てくると、それで皆が競っていないことに戸惑う。

逆に、笑わせる人と笑わせない人の落差を観察することができる。
笑わせる人は何が上手なのか。
それは、ストーリーテラーの能力とは何かを考えることである。

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2014年04月04日

傍流を切る勇気

長期間企画をやったり、長い間構想していると、
色々なアイデアが湧くものである。
新しい魅力的なアイデアを思いついたとする。
人は新しいアイデアの方に興味がいく。
(末っ子のほうが可愛い心理)
しかしこれを作品に加えると、
せっかく本質的にシンプルな骨格を持っていたものが、
ややこしく、複雑になることがある。

改稿とは、実はその連続だ。

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2014年04月03日

最初に思いついたものが正解か?

色々な考えをめぐらせ、
最終的に下した判断が、最初に思いついたものだったりすることがある。
最初に思いついたものが全然ダメなこともある。
芝居はテイク1が良かったりする。

人のアイデアは、最初に思いついたものが正解だろうか。

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村井ファンが来てるのかな?

じゃあ村井話でアクセス数をつりあげてみよう。
昨日村井と飲もうとしてたが、やつは来れず、
川久保と飲んだ。次は三人で飲むぞ。
なんかブログっぽい。
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