僕はかつて若者だったし、同世代の書く脚本も沢山見てきました。
学生時代、積極的に関西の自主映画上映会に足を運び、
脚本も含め500は見ていると思います。
そこには、映画作家を目指す者特有の、
精神的特徴(病)といっていいものがあるのだと気づきます。
映画作家だけでなく、作家全員かも知れません。
それは、「普段認められていない俺が、
(この高尚な作品で)認めてもらいたい」
という、無意識です。
外部的特徴が、二点現れやすいです。
・日常描写が多い。
・主人公は駄目人間なのに、無条件に愛されている。
(男の作者の場合ビッグ・マザーが、女の場合ビッグ・ファーザーがいる場合が多い)
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