前回までで、一応の完成形ができました。
テーマとタイトルとコンセプトとログラインが一致し、
全ての理屈に矛盾のない、
感情が動くプロットです。
すぐ書きはじめてもいいのですが、
大人はここで一服して、別の可能性はあるか?と考えるのです。
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2014年04月24日
脚本添削スペシャル(5)サブプロット
サブプロットのことを忘れていました。
おりょうについてです。
いるかなあ。
河童と次郎丸の話にフォーカスしたほうが良い気もしますが、
一応考えてみましょう。あとで削ることも検討します。
元の物語では、おりょうはいてもいなくてもいい、ロボット役でした。
存在意義があるとすると、何なのか。
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おりょうについてです。
いるかなあ。
河童と次郎丸の話にフォーカスしたほうが良い気もしますが、
一応考えてみましょう。あとで削ることも検討します。
元の物語では、おりょうはいてもいなくてもいい、ロボット役でした。
存在意義があるとすると、何なのか。
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脚本添削スペシャル(4)タイトルとテーマから、プロットへ
つづきです。
テーマとタイトルの関係です。
タイトルはテーマを表し、なおかつネタバレを避け、
なおかつキャッチーでなければなりません。
「流れ星の侍」は、キャッチーですが、
ここから想像されることと、内容はあっていません。
(流れ星○○、というトラック野郎にもあったこのヒーローネームは、
風のように去ってゆくとか、どこにでもあっという間に現れるとか、
そういう意味合いの枕詞。
となると、次郎丸はカッコよく現れ、カッコよく去ることが必要)
たとえば、ラストに、俺にとっての流れ星とは、○○じゃ、
と結論をつけてタイトルにひっかける訳でもありません。
流れ星はきっかけにすぎない、二度と物語内で使われない。
まだ、「河童と侍」のほうが内容を表して、ある程度キャッチー。
でも、そもそもこの話って、何がテーマなんだっけ?
というところに、話はまたも戻って来るのです。
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テーマとタイトルの関係です。
タイトルはテーマを表し、なおかつネタバレを避け、
なおかつキャッチーでなければなりません。
「流れ星の侍」は、キャッチーですが、
ここから想像されることと、内容はあっていません。
(流れ星○○、というトラック野郎にもあったこのヒーローネームは、
風のように去ってゆくとか、どこにでもあっという間に現れるとか、
そういう意味合いの枕詞。
となると、次郎丸はカッコよく現れ、カッコよく去ることが必要)
たとえば、ラストに、俺にとっての流れ星とは、○○じゃ、
と結論をつけてタイトルにひっかける訳でもありません。
流れ星はきっかけにすぎない、二度と物語内で使われない。
まだ、「河童と侍」のほうが内容を表して、ある程度キャッチー。
でも、そもそもこの話って、何がテーマなんだっけ?
というところに、話はまたも戻って来るのです。
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脚本添削スペシャル(3)テーマについて考える
つづきです。
はて、何がテーマなのか。
改めてログラインに戻ってみましょう。
(このように、ログラインには、
ズレや歪みをただすための、基準の背骨のような役割が、
執筆者にとっての存在意義です)
「落ちぶれた浪人が、助けた河童と流れ星を追い、生きる力を取り戻す」
でした。
そんな話になってた?
いや、なってなかったよ?
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はて、何がテーマなのか。
改めてログラインに戻ってみましょう。
(このように、ログラインには、
ズレや歪みをただすための、基準の背骨のような役割が、
執筆者にとっての存在意義です)
「落ちぶれた浪人が、助けた河童と流れ星を追い、生きる力を取り戻す」
でした。
そんな話になってた?
いや、なってなかったよ?
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