2014年04月26日

脚本添削スペシャル(10)最終回:作品の立ち位置

さて、かくして出来上がった作品を、
引いた目で見てみましょう。

どこで流れる作品になるでしょうか。

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posted by おおおかとしひこ at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脚本添削スペシャル(9)解説

「ねじまき侍」、いかがでしたでしょうか。
名作とは言わないまでも、ホロリとした、
たった一晩の冒険が人を変えるみたいな、
夏休みムービー的な(河童のクゥ、と思ったのもそれに近いか)、
なかなかの佳編になったのでは、と思います。

とくにラストの次郎丸の「むきゅう」はいいですね。
この芝居を撮るために全部があるような。
悲しい芝居でもなく、何かを振り切った芝居でもない、
いいニュアンスの「むきゅう」を撮りたいもの。
いい台本とは、そのように、次の仕事を想像させるものであるべきです。

さて、せっかくなのでいくつか解説を加えていきます。


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posted by おおおかとしひこ at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする