2014年06月01日

物語の原型

物語にはいくつかの母型があり、全ての物語は、
そのアレンジに過ぎない、という考え方がある。
大体、ストーリーはどれかのパターンに過ぎず、
新規性は組み合わせである、という考え方だ。
僕はそこまで悲観的ではなく、新しい物語は生まれ得ると思っている。
ただ、以下のような、8つの原型に勝つような、
面白い話しに限る、という前提だ。

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posted by おおおかとしひこ at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

興行収入(初回視聴率)は、期待値に比例する

とくに公開館数が多いものは、作品の出来と興行収入には、相関がない。
続編やシリーズについても同様だ。
前作の出来のよいものは、続編の中身の出来とは無関係に、
興行収入が上がる傾向にある。
従って、次回作の興行収入が、前作の出来の内容的評価だと、
断定してもよい。

公開館数が多い映画で、
シリーズで成績のよいものは、前作が良かったからで、
初回で成績のよいものは、宣伝が良かったからだ。

興行とは、残念ながら中身で稼ぐのではない。
初日と二日目で大体の数字が出れば、
おおよその成績が統計的に予測できるものである。
ロングランは余程の例外だ。
だから興行とは、初日に全てがある。
初日までの世間の暖め方で成績が決まる。

僕は、映画の中身の出来と興行収入が比例して欲しいと思っている。
興行成績や視聴率が、中身の成績評価になって欲しいと思っている。
が、上の事実がある限り、そうはいかないようだ。

ドラマ「風魔の小次郎」への評価は、舞台版のチケットの売れ行きに、
あと番組の初回視聴率に出たと思っている。

中身と興行成績を一致させる手段はなんだろう。
多くの詰まらない映画にノーといい、
多くの日の当たらない素晴らしい映画にイエスと言う手段は、
ないものだろうか。
時々、僕は劇場で拍手したりブーイングしたりする。
アメリカの観客を真似ている。日本にもそんな文化が根付かないかなあと思いながら。

(じゃあ中身のある傑作って何だよ?という問いには、
俺の映画100選をつくるしかなさそうだ。しばしお待ちを)
posted by おおおかとしひこ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「Xメン:フューチャーアンドパスト」の欠点

ファーストクラスで、
せっかく何もかもリブートしたものを、
「旧三部作との接続」目的にしてしまったこと。

旧三部作のうち、1、2を監督したブライアン・シンガーが、
他人が監督した3の結末を良しとせず、
真のエンドとするための、彼にとっての4としたこと。

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posted by おおおかとしひこ at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする