2014年06月05日

初心者講座14:焦点とストーリーライン

創作は、テンプレを埋めることじゃない。
穴埋め問題みたいに、用意された質問に答えるだけで創作できたら、
どんなに楽なことか。
むしろ、穴埋め問題の枠自体をつくることが、創作だ。

プロットに必要な条件をすべて満たすように書けば、
映画が書ける訳じゃない。

一番大事なことは、おもしろいこと。
それは、公式や穴埋めで自動生成されるものじゃない。
時代や文脈や空気で、常にうごいているものだ。
にも関わらず、ある種の法則があり、それ自体古くなっていくものでもある。

今まで書いてきたものは、プロットに必要な、そんな条件的なことだ。
ここから書くことは、必ず必要な条件とは限らない、
分かっておくと役に立つ、いくつかのことを書いていくことにする。


今回は、焦点とストーリーラインのはなし。
これが分かってくると、第何幕ではなにを書くべきか、が分かってくる。


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posted by おおおかとしひこ at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者講座13:センタークエスチョンと三幕構成

キミの書いたプロットを、ためしに三幕にわけてごらん。
二本、線を入れるだけだ。

映画的なプロットとは、「主人公が、事件を解決する」だから、
一幕(発端)では、必ず、
・事件が起こる。
・主人公が関わる。
(主人公から事件が直接起こるか、別の所の事件に主人公が関わる)
・主人公が解決へ乗り出す。
があるはずだ。そうじゃなきゃ、「発端」じゃないからね。

二幕はすっとばして、三幕では必ず、
・主人公が事件を解決する。(そしてそれがテーマを暗示する)
があるはずだ。そうじゃなきゃ、「解決」じゃないからね。

さて、キミの線は、ちゃんとこれらを区切りの中に入れてたかな?

下手な人の書く話は、「主人公が解決へ乗り出す」が、
三幕に来ていることすらある。
(例「蛇いちご」「犬と私の10の約束」「落下する夕方」)
全体として「主人公が事件を解決する」話だとすると、
よし、おれがなんとかしなきゃ、と主人公が決意するのは、
話の序盤であるはずだ。

そこまで出来ていたとして、
キミのプロットについて質問だ。
そのお話は、「全体として何を解決しようとしている?」

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posted by おおおかとしひこ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者講座12:閑話休題

どこから話をつくる?
僕は事件から。
次に間をとばして、解決。
そしてテーマを考える。
それらを踏まえて、あいだをつくる。
三幕構成でいうと、一幕→三幕とテーマ→二幕の順だ。

書くときは一幕からだけど。
posted by おおおかとしひこ at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者講座11:三幕構成

初心者のみんな、ついてきてるかな?
脱落した人はしょうがない。またおいで。
これ以上脚本は簡単にならないんだ。
だから価値があるんだけど。(僕の解説が的をはずしてるかも知れないが)

さて、三幕構成という言葉は、
脚本家を目指す者なら、大抵聞いたことのある言葉だろう。
初耳の人も、名前からその概要くらい想像出来るさ。
ストーリーを一幕、二幕、三幕の三ブロックにわけること、だ。

たったこれだけ?
ほぼ、これだけだね。
序破急でも起承転結でも、三幕構成と何が違うの?
ってなるよね。

先に答えをいおう。
尺に関する構成が、三幕構成だ。

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posted by おおおかとしひこ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする