2014年06月07日

表現の下手な人

さらに、前の前の記事にかぶせます。

表現の下手な人は、
・Aを表現するのにAをしようとして、なおかつ伝わらない(%が低い)人。
・AをBで表現しようとしていて、
Aがそもそも面白くないか(内容がつまらない)、
BがCやDを意味してしまっている(誤解)か、
AとBの組み合わせが古臭いか、陳腐か、面白くない(表現が駄目)か、
のどれかの人。

ということが出来ると思う。

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posted by おおおかとしひこ at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない:デジタルには含みがない

前の記事にかぶせます。

つまり、デジタルは、何%表現できたか、しか競っていないのだ。
アナログは、最初からぶれや劣化があるものだから、
最初からAをBで表現することを内包しているのだ。
上手くない人でも、含みが発生するように出来ているのだ。
(例:水彩画、書道、味のある人の芝居)
つまり、アナログは最初から味がある。

デジタルには味がない。AをAで表現することを考えているからだ。
味とは、AとBの、差異の空間のよさを言うのだ。
posted by おおおかとしひこ at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

表現とは、「正確に言うこと」ではない

若手の指導をしていて、どうもこうではないか、
と思い当たる節があるのでまとめて書いてみる。

「思うことを正確に言う」ことが正しい表現、
と思ってやしないか。

思うことを正確に言うのは、日常レベルである。
我々の表現世界は、それより上位の概念を扱う。

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posted by おおおかとしひこ at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする