2014年06月11日

偶然待ちをするな

面白い話は、いつかあなたの所に降って湧いてくるのだろうか。
そんなことはない。

話を創作することとは、
「こういう話を書きたい」と強く思い、自分で練り上げてゆくものである。
その過程で、いいアイデアが降ってくることはある。
引き寄せの法則ではないが、アイデアを途中で引き寄せるのだ。
そのためには、最初に「こういう話が面白い」と強い方向性を決めることだ。
プロットの一行目に書くべき、主たる感情である。
これを軸足を決めるなどと言うこともある。

それも決めず、何かのアイデアを待ち続け、
木の根っ子に偶然兎が転げてとれねえかなあ、
と思っているのなら、一生が先に終わるだろう。

まずは、その一行目を決めることだ。
あなたは何を書きたい? どんな映画を見たい?
あとは、その周辺でうんうん唸ってひりだしたり、どこかに取りに行くのだ。
posted by おおおかとしひこ at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者講座25:1分1枚のフォーマット

あとは、書くだけだ。書いて書いて、直して直すのだ。
プロットという話の計画を、
具体的な空気、つまり台詞やト書きや柱であらわしていくのだ。

プロットに「ぎゃふんと言わせる」と書いてあったとしても、
実際にそのような場面を台詞劇で書くのは、また別の技量がいるだろう。
(「いけちゃんとぼく」の削除シーンに、
いじめっ子たちがついにぎゃふんと言う場面がある。セル盤に収録)

どれぐらい書けば、どれぐらい分数がかかるか、
わかるフォーマットが伝統的にある。
シナリオのフォーマットを参考にされたい。
これで、尺と文字数の関係についての経験を積むといいだろう。

以上で、ハイレベル初心者講座は終わりだ。
執筆は、正直才能の部分も大きい。
理論的な部分は、ほとんどがプロットのことに集中するものだ。
あとは、面白い話がこの世に生まれることを、願ってやまない。
posted by おおおかとしひこ at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者講座24:台詞の書き方

台詞に関しては、慣れしかない。
ほんとうに、ほんとうにそれだけだ。

書けば書くほどうまくなる。書かなきゃちっともうまくならない。
自転車に乗るのと似たようなものだ。

おそれずに、台詞は量をこなそう。
リアリティとか、話を進めることとか、名台詞とかに気をつけながら、
とにかく量をこなそう。

台詞とは会話のことだ。
会話は普段話していないと、いざは出来ないものだ。
女の子と話したことのない男が、いきなり会話で女の子を楽しませることなど出来ない。
経験値だけが、それをスムーズに上手くすすめる。

それと同じで、普段から台詞を書いてないやつは、
いきなりいい台詞なんて書けやしないんだ。
リアルに話が上手い人でも、台詞は下手だったりする。台詞を書いた量が少ないんだと思う。
台詞は会話だ。たくさんたくさん書くべし。

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posted by おおおかとしひこ at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者講座23:ト書きの書き方

脚本は、みっつの要素しか書くことがない。
柱、ト書き、台詞だ。
今回の話は、ト書きの書き方。

ト書きほど、初心者が上手く書けないものはない。
文章力の問題ではない。
上手く書けないのは、文章が上手い下手ではなく、
映画のト書きになってる、なってない、ということなんだ。

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posted by おおおかとしひこ at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする