2014年06月13日

面白くない話を、ピリッとさせる方法

経験則から書いてみる。

1それぞれの登場人物の焦点を、各時点でリストアップする
2危険を加える
3感情を増幅する

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posted by おおおかとしひこ at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

削ぎ落とす

5のものに、5を足して、5を足して、5を足して、
20ぐらいのものをつくり、
結局よく分からないものを初心者はつくる。
それは、最初の5が貧弱なのではないか、
という不安からだ。
最初の5に不安がある(そしてそれは表現の未熟ゆえに出来がよくない)から、
別の要素を足す。
それは、観客から見たら小さい要素が沢山ある、
小さなややこしいものの絡み合った糸屑でしかない。
最初の軸を残したまま、別の軸を貫こうとしてややこしい。
で、何がやりたいの?と言われておしまいだ。

最初の5の要素のままで、もっと出来のいい表現を考えるだけでいいのに。
出来のいい表現というのは、高尚とか工夫とかではない。
感情が揺さぶられる表現のことだ。

要素は削ぎ落とせ。
感情は増幅せよ。

これが表現の基本だ。
つまり感情が丸裸になる。これは初心者にはこわい。
しかし観客から見れば、複雑な感情より、ひとつの強い感情に支配される方が強い。
告白される側から見よう。
複雑で小さい要素の入り組んだ告白より、ひとつの感情を揺さぶる素晴らしい表現の方が強い。
たったひとつのこと、「抑圧の解放」を歌で表現するLet it goはその例だ。
これはAをAで表現する例で、基礎がいる。
AをBで表現してもよい。これは才能と教養がいる。
posted by おおおかとしひこ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする