キャラ設定は、単独で書くことができる。
背景となる世界設定も、単独で書くことができる。
が、ストーリーだけは、単独で書くことが出来ない。
一番単純な形のログラインや、あらすじや、プロットですら、
世界と人物から離れることはできない。
化学物質から何かを抽出するように、
ストーリーだけを純粋な物質として抽出して見せることは出来ない。
なぜなら、ストーリーとは、
世界や人物の変化と、その理由のことだからだ。
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2014年06月29日
ストーリーとは何か2: 話のスケール
ストーリーとは、理屈のある変化である。
「水が沸騰し、蒸気になった」もストーリーだ。
ここで、「なる」という人にも使える動詞を使っていることに注意。
ストーリーの中では、変化するものは、
擬人化された、人なのだ。
逆にいうと、(擬人化を含む)人でしか、人はストーリーを理解出来ない。
(艦これなどの擬人化が何故起こるかの理由がこれだ。
本来ストーリーのないものから、人はストーリーを見いだしたがる。
点の集合から心霊写真が見えてしまう、シミュラクラ現象のように)
さて、その変化の大きさを、話のスケールという。
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「水が沸騰し、蒸気になった」もストーリーだ。
ここで、「なる」という人にも使える動詞を使っていることに注意。
ストーリーの中では、変化するものは、
擬人化された、人なのだ。
逆にいうと、(擬人化を含む)人でしか、人はストーリーを理解出来ない。
(艦これなどの擬人化が何故起こるかの理由がこれだ。
本来ストーリーのないものから、人はストーリーを見いだしたがる。
点の集合から心霊写真が見えてしまう、シミュラクラ現象のように)
さて、その変化の大きさを、話のスケールという。
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