2014年07月13日

お話とは、あなたの気分の記録の場所ではない

自分の気分や機嫌というものは、
創作のエネルギーの根源のひとつだ。
それがないかぎりお話を書くことは、逆に難しいかも知れない。

が、その記録が創作ではない。

ひょっとしたら、絵や詩や作曲や写真はそうかも知れないが、
物語の創作は、あなたの気分の反映では全くない。
その意味で、物語の創作は、嘘つきの作業だ。
自分の気分にも嘘をつきながら、
巨大な虚構をつくるのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

下手なやつほど、場所を変えたがる

経験上、シナリオを書くのが下手なやつほど、
すぐ場所を移動してしまう。

例えば一日の行動を追う。
部屋、駅、路上、会社、夜の帰り道、深夜の自室。
例えば色々な場所を描写する。
居酒屋。クラブ。コンビニ。朝の魚市場。
例えば色々な場所へ移動する。
都会、田園風景、山の中、砂浜。

これらは、「移動したことで話が進んでいる」という効果がある。
その効果に書き手が騙されて、実質話が進んでいないことが多い。

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posted by おおおかとしひこ at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする