2014年07月14日

映画を勉強することの意義

映画を勉強しよう。しかし影響されてはいけない。
新しい名作は、これまでの名作にないところにある。

昔の名作を勉強するのは、
どこまで出来れば名作足り得るか、知るためだ。
そのやり方を研究するためだ。

映画から人生を勉強してはいけない。
アニメしか見ない人がつくるアニメのように、
劣化コピーしかつくれない。


材料は過去の名作の中にはない。
あなたの人生の中にあるはずだ。
posted by おおおかとしひこ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロットに著作権はない

驚くべき話だが、著作権の法的な判例では、
「プロットに著作権はない」そうだ。

セリフやキャラクターの造型、場面など、
「具体的に文字になっているもの」に著作権があるらしい。

実証主義というか、証拠主義というか、
物理的に形のあるものしか、著作権は発生しないのだ。
(作曲は、たとえば「楽譜」に著作権がある)


これに準ずると、プロットやアイデアという、
形のないものには著作権は主張出来ないことになる。

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posted by おおおかとしひこ at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演出とは、どこをどんなアップにするかだ

極論をしてみる。次のシーンの演出を考えよう。

 ○校庭での朝礼

   校長の長話。退屈している主人公(16)。


これをカット割りするのが演出の基礎だ。
さて、どうやるか。

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posted by おおおかとしひこ at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする