2014年07月19日

頭から書くか、結末から書くか、中盤から書くか

ケースバイケースだ、というのが結論だが、
「昼下りの情事」をネタに、分析してみよう。

(以下ネタバレ。評論は前の記事に)
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posted by おおおかとしひこ at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画の魔法

ビリー・ワイルダーの「昼下りの情事」を見た。
相変わらず内容と違いすぎる邦題に閉口する。
(彼は邦題に恵まれなかった故に日本での知名度が低いのではないか。
奥様の不倫を連想させる、どろどろとした怨憎劇ではなく、
むしろさわやかなロマンティックコメディである)
邦題に反し、この話は紛れもなく傑作である。

第二ターニングポイント、
フラナガン氏が探偵の名刺を貰うサウナの場面
(なおかつ楽隊の最高のギャグシーンでもある)
からの、ラストシーンへの素晴らしさたるや。

どうして最近の映画はこれを越えることが出来ていないのだろう、
と難しい分析をしたくなる、超一級品である。

脚本的には、相変わらず小道具の使い方が素晴らしい。
キャスト、劇的アイロニー(嘘や秘密を含む)、小道具、音楽、
そして移動撮影、台詞。
全ての映画の「魔法」を十二分に使った名作だ。

CG?バッドエンド?3D?ダークヒーロー?ループなどの仕掛け?
知るか。この映画を観てから言え。
そんな飛び道具は、基本的な魔法が使えるのなら一切不要であることを、
我々脚本家に見せつける、王道中の王道である。

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posted by おおおかとしひこ at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短編を沢山書け

と言われても、若いうちはなかなか出来ないものだ。
50本書くのに、半年や1年はかかるかも知れない。
もっとかかるかも知れないし、一年で20本かも知れない。

数を書くには、多少のコツがある。

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posted by おおおかとしひこ at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする