2014年08月27日

「ゼロ・グラビティ」の脚本に足りないもの

今更だがやっと見れたので。
極めてオーソドックスな脚本である。
勉強にとてもいい。途中のひねりでは泣いた。
しかし足りないものが決定的にある。
これを研究することは、
自分の脚本に足りないものは何かを見つける手助けになる。

二幕の出来の良さが完璧である。

二幕は、映画脚本でも最も難しいパートだ。
普通、一幕三幕を書けたとしても、
二幕をここまで出来を良くすることは非常に困難である。
二幕に困ったら、この映画を研究するとよい。
逆に、一幕三幕がこの脚本の弱点である、
珍しいパターンだ。


以下、ネタバレ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする