2014年08月29日

カセット編集の経験

今日雑談していて、発見したこと。

「カセットテープを編集した経験の有無が、
編集力に決定的な差をつける」という仮説。

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posted by おおおかとしひこ at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物真似から入る創作

誰でも創作の初期というものは、そんなものだ。
好きなお話や世界に影響を受け、
それの変形をしながら、
創作の楽しみを知ってゆくのである。

好きな世界観、好きなスタイル、好きな人物を真似しながら、
徐々に独自のものを入れて行くのだ。

守破離という習い事の原則でいえば、
それはまだ破の段階である。
離の段階からが、初めて創作だ。

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posted by おおおかとしひこ at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小説とシナリオの文字数

ちょっと計算してみて、びっくりしたので書いてみる。
30分もののシナリオを考えよう。
CMやらOPやらEDなどをのぞくと、本編は22分程度だ。
計算を楽にする為に、25分と見積もろう。
この1クール分13話ぶんの文字数は。
(ドラマ「風魔の小次郎」を想像してみよう)

プロのシナリオは、
原稿用紙1枚で1分相当のフォーマットで書かれる。
つまり1話25枚相当、1万字だ。
従って25×13の、325枚相当、13万字である。
文庫一冊の標準的な文字数は、250枚、10万字という。

つまり。
30分1クールという(我々にとっては相当の分量の)長さは、
ちょっと分厚い文庫本程度なのだ。
(最近予算削減で10話で終わるものも増えたから、ビタで文庫本)

かなりのびっくり数字だ。
(我々がよく見る60分ドラマは、実は本編45分である。
1クール13話フルとして、45×13の585枚、23万4000字と、
文庫二冊サイズになる)

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posted by おおおかとしひこ at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする