2014年10月12日

漫画と映像の違い:迫力

漫画は絵を描いて迫力を出せる。
人の顔(表情)、太いタッチ、効果線(集中線)、
効果音(ドン!ザシャアなど)パース、
書き込みの細かさなどでだ。

映像は、これのどれも使えない。

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2014年10月11日

見たことのないビジュアル

って、そんなにある?
映画に詳しくなればなるほど、
写真やビジュアルに詳しくなればなるほど、
見たことのないビジュアルなんてなくなっていくよね。

にも関わらず、業界は、見たことのないビジュアルばかりを追いかける。
猛烈な資源開発による自殺ではないかと思う。

ビジュアルが先にあるのではなく、
コンセプトが先にないと、どんな斬新なビジュアルも、
資源開発の無駄なのに。



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斬新なコンセプトが先か、ディテールが先か

先に大まかなコンセプトを考えるべきか、
とある部分的な細かい斬新なアイデアを考えてから、
コンセプトへ練り込むべきか。

僕は、両方を同時にやるべきだ、
という一番しんどい方法を薦める。

何故なら、斬新なアイデアは、どこから湧いてくるか分からないからだ。

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間違いを認めたとき、一回前に戻るか?

創作は選択の連続だ。
脚本を書くのだって、ストーリーがどこへ行くか、
厳密には分からない。
書いてる途中も、リライト中も。

さて、おや、これまでの書いてきたことは、
どうやら間違った方向だったぞ、と時々気づくことがある。
そのときにどうすればいいのか、の経験則。

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2014年10月10日

皆まで言うな、言わなきゃ分からない

この線引きは難しいところだ。

文脈から明らかだから、
皆まで言うと野暮だ、という所と、
文脈から明らかだけど、
言葉にしてほしい、という所がある。

その線引きの基準。

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2014年10月09日

出落ちの定義

「何かやりそう」な感じがピークで、
「何かした」あとはその魔法が解けてしまうこと。

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最後まで能動的であれ

クライマックスのぎりぎりまで、
主人公は能動的であれ。

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演者と台本の関係

「ラ・カンパネラ」について調べていたら、
興味深いページにヒットしたのでリンクしてみる。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2009/07/7-f8fb.html
様々なピアノ演奏者の、同じ曲を比較したものだ。

楽譜が同じだが演奏者が違うこのアウトプットは、
脚本と役者の関係と似ている。

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冒頭の理想

オープニングは、毎度毎度頭を悩ませるところだ。
しかしひとつだけ見失ってはならないことは、
「本題に興味を持たせること」だと思う。

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デジタルは人を幸せにしない:文字を書くこと

僕はことあるごとに、手書きを推奨している。
どんな脚本も、第一稿は必ず手書きで書く。
部分リライトも手書きだ。
企画書もコンテも手書きだ。
(フォーマット化するときだけ文字うち原稿作業をする)

文字うちは薦めない。

何故か。

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クライマックスとは何か

三幕構成でいうところの第三幕、
クライマックスについては、
まあ書けるだろう、ということで、
あまり書いてこなかった。

改めて、クライマックスに必要なことを確かめよう。

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2014年10月08日

神はディテールに宿る

映画におけるディテールとは、絵である。
役者の表情、衣装や背景の凝り方、
光線やアングルなどだ。
音楽や効果音のこともある。
(ビームライフルの音は、結局初代ガンダムが最高である)

人はディテールしか記憶できない。
流れを記憶することはできない。
人の記憶は絵画的で、動画的ではない。
(一部の動きは記憶できるが、色々動いたらもうだめだ。
例えばダンスの振り付けすらなかなか記憶に残らない)

だから、ディテールこそが記憶であり、
だから神を宿す必要がある。

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脚本の理想は、消えることだ

前項にも少し書いたが、
理想の脚本は、脚本を感じさせないことだ。

ストーリーそのものの面白さが、
感触として残るのがいい脚本だ。
僕はストーリーは視覚でも聴覚でもなく、
体験という触覚に近いものではないかと思っている。

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薄い場面を濃くする方法

薄い場面にありがちなのは、
その場面だけが独立してあることである。

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「行って来い」を除こう

「行って来い」とは、業界用語で、
Aの場所から始まってBへ進んで、
またAの場所に戻って話を進めることだ。

これをなるべく避けよう。
何故なら、「話が進んでいない」からである。

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2014年10月07日

構成の変更の原則

シーンの順番や情報を与える順番を変えると、
話は大きく変わるものだ。
その順番を変えるときの原則が、ひとつだけあると思う。

それは、「押しつけるのではなく、引き込む」ようにすることだ。

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2014年10月06日

焦点との強い結びつき

いまいちな話は、焦点が弱い。

今集中しなければならないことが、明確だったとしてもだ。
危険があり、切迫していて、
誰かにとって切実だったとしてもだ。

それを、ビジュアルやギャグやキャラの魅力などの、
ガワの魅力で誤魔化していくことはよくある。
(おそらく、焦点が弱いと思う作者の直感が、
そっちで誤魔化す甘えを生む)
それは本質的ではない。

どうやったら、その焦点を強く出来るのだろうか。

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ネーミングセンス

ネーミングのいい商品は売れる。
語感だけがネーミングだと思うのは間違いだ。

ネーミングとは、「新しい価値をうまいこと言う」ことだ。
新しい価値が、その名を呼ぶ度に認識されるから、
いいネーミングの商品は売れる。
その度に、新しい価値が発見されるからだ。
(名が体を現していない場合、キャッチコピーがその役目をすることもある)

ちなみに、新しい価値がそこにない場合、
どんなにいいネーミングでもダメだ。
(似たような良くないネーミングよりはましかも知れない)

さて、あなたは自分の作品の、
どこにそのようなネーミングを使っているだろうか。

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2014年10月05日

創作で救われた人

例えば学芸会で何かを演じ、
人生ではじめて認められた経験をした人はいるだろう。
はじめて漫画や小説を書き、友達や先生に良かったと言われ、
人生ではじめて認められた経験をした人もいるだろう。

創作の原点は、そういうものだ。
楽しんでやって認められた経験が、
大抵の創作者の最初のほうの経験にあると思う。

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四大詰まらないストーリーライン

ある職場とか世界とかを舞台にしたとき、
単なる恋愛、
単なる先輩後輩の成長、
単なる東京(またはニューヨークや海外留学)へ行く、
単なる病気、
のパターン。

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2014年10月04日

どや顔

どや顔、という言葉は芸人が使って最近有名になった業界用語だ。
自分の思い通りにカッコつけて、オモロイものが出来たときの、
どや、すごいやろ?
と満足顔をしてしまうことだ。

芸人がオモロイやろ?という顔をしては興醒めだし、
役者がカッコイイでしょ?という顔をしては興醒めだし、
女優が私美人でしょ?という顔をしても興醒めだ。
どや顔は、それを戒める為の言葉だ。

それは、脚本家も同じだ。

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2014年10月03日

思い通りのものが書けたとき

以前の記事で、リライトの二局面以外に、
「まず思い描いたものに近づけること」という第三のリライトがありがちだ、
と書いた。

これが示す事実がひとつある。
「あなたの思い通りのものが書けたとしても、
それはまだベストの形ではない」ということだ。

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2シーンオープニング方式、補足

第一シーンは共感、
第二シーンは事件、
とまとめてみる。

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オープニングは、2シーンにせよ

僕の経験論。
そして唯一のオープニングのやり方ではないと思う。
だから、2シーンオープニング方式とでも名付けるか。

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流れと焦点

焦点とは、主人公や登場人物が、
今火急に気にしなければならないことであり、
それが観客の関心であることを言う。

基本的には、これが物語の流れを引っ張り続け、
それはターニングポイントで別の新たな焦点に引き継がれる。
○○は生き残るのか?犯人は誰か?あの子のハートは?
などのような根本的な焦点から、
水曜までに提出、犬を黙らせる、笑っちゃダメ、鉛筆を削る、
などの些末な焦点もある。
焦点は、動機や目的と関係するときに、はじめて意味がある。
それがストーリーの進行と流れを司る。

ただし、それ以外にも、ストーリーの流れに寄与するものが沢山ある。

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2014年10月02日

リライトには二種類あるが、もうひとつある

リライトには二つの段階がある。
表面の直しと、構造の直しだ。

しかし慣れない人は、第三の直しばかりをしてしまう。

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2014年10月01日

説明のコツ

以前に書いたけど、
人は頭の中に2.5要素しか思い浮かべることが出来ない。
(これは僕の仮説だ)

だから、全ての説明は、
一度にひとつ(理想)、
対句や対立やペアの形(準理想)、
それに追加したそれほど重要でない要素(最もよくある)、
どれかのパターンにおさめることだ。

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流れる所と流れてしまう所

話が流れることと、
話が流れてしまうことは、
言葉は少ししか違わないが、たいへんな違いである。

前者は上手く乗れていることで、
後者は滑っていることだ。

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才能と技術

才能は、作品の完成度や、もっともらしさには現れない。
なんだか新しいことをやっているとか、
この感情には震える部分があるとか、
全体ではなく部分に現れる。

地形に例えるなら、岬のような感じだ。

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posted by おおおかとしひこ at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする