2014年11月16日

映画とは、中編である

映画脚本は2時間で原稿用紙120枚、48000字である。
小説でいえば単行本の1/3から1/2程度だ。
(90分なら1/4だろう)
かといって短編でもない。


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posted by おおおかとしひこ at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワンビジュアルの重要性

「きっと、うまくいく」の世界に浸ったまま、
まだその世界から帰れていないのだが、
それにしてもポスタービジュアルが酷いと思う。

あの世界をまるで表現できていない。
だから僕は今に至るまで見なかった。
(情報は口コミだった)
簡単に無視する、詰まらなそうなビジュアルだったからだ。

ではどうすればよかったのだろう。

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posted by おおおかとしひこ at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人は影響を受ける

人は他人から影響を受ける。
真似する。意図的に、無意識に。(軽め)
感化される。かぶれる。(中程度)
自分のものにする。一生変わらないほどの。(強め)

特に最後のものは、内的成長として重要なことだ。
強めだけではなく、軽めや中程度などの、
影響を受けるのを上手く描くことも、人間を描くことだ。

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posted by おおおかとしひこ at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主人公の話、つづき

「きっと、うまくいく」をようやく見れた。
傑作だ。
命のほとばしりを見せる、人間の愚かさと素晴らしさを見せる、
原始的な傑作である。
同時に、ムトゥで我々が触れたインドが先進国化している、
一抹の寂しさも感じる。
インドは原始的な人の熱情を保っていてほしい。勝手な願望だけど。

この映画は、小説の映画化であるという。
ここでも主人公の問題が顔を出す。
この映画の主人公は誰?
メガネの写真家?
天才の彼?

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posted by おおおかとしひこ at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

それは、何故面白いのか?

話が途中で書けなくなり、
挫折してしまう原因は、ひとつしかない。

今自分の書いているものが、面白くないと思ったからである。

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posted by おおおかとしひこ at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何故主人公なのか2

「この話は、成長を描いているのだ」
なんて感想や解説はナンセンスだ。

何故なら、映画とは成長を描くことだからだ。
成長を描いていないのは、映画ではない。
だから、
「この話は○○という成長を描いているのだ」
という感想や解説が正しい描写だ。

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posted by おおおかとしひこ at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その主人公は、何故主人公なのか

答えを上手く言える映画は大抵名作だ。

能力が最も高いから、または、人物が魅力的だから、
が理由だとすると、きっと詰まらないストーリーだろう。

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posted by おおおかとしひこ at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする