2014年11月28日

最も人の余韻に残るのは、テーマ

コンセプトで目を引き、感情移入で夢中にしても、
その話に何の意味があったのか、がないと、人は納得をしない。

たとえば、
「朝遅刻しそうになったのだが、必死で走って間に合った」
という話を、いかに面白いコンセプトで描き
(たとえばスゴイ合成をするとか、マラソンに巻き込まれるとか)、
いかに深く感情移入が行われ、展開に夢中になっても、
ただラストに間に合った、だけでは、何の意味もない。

人は話に意味を見いだしたいのだ。

たとえばこの話では、
「間に合わないように起きよう」という教訓を得たとか、
「必死でやればなんとかなる」の実際を見た、とかだ。

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posted by おおおかとしひこ at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最も人を動かすのは、感情移入

最も、のシリーズ続けます。

コンセプト(これはタイトルも含まれる)に興味を持ち、
ちょっと見てみようと見はじめた人が、
夢中になるには、感情移入だ。

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posted by おおおかとしひこ at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする