2014年12月06日

ストーリーテラーの条件

中盤の厚みの話あたりから、桃太郎批評を通じて見えてきたもの。

素人は、二つの要素を繋げてストーリーにすることが出来るが、
三つ目に来るとガクンと詰まらなくなり挫折する。
一方、ストーリーテラーは、三つ(四つ以上)を繋げて一本の因果関係、
というストーリーをつくることが出来る。
(2時間の映画では、数十個から百ぐらいを繋げて一本にするとよい)

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posted by おおおかとしひこ at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

七人の侍方式

桃太郎批判を書いていて、似たような大構造を持つ、
傑作「七人の侍」との差異はなんだろうと考えた。

まずは、大筋の展開があるかどうかだと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペプシ桃太郎批判:出落ちの何が問題か

ストーリーもののふりをしていること。
あれはストーリーではなく、出落ちである。
出落ちの癖にストーリーを名乗るから、僕は不快なのだ。

ストーリーの下手な人は、出落ちばかり続けて、
ちっとも話が進まない。
多くのCMは、殆どが登場編で終わり、展開編にならない。
「続きがいったいどうなったか」を「興味を持って追い続ける」ことが、
ストーリーを楽しむことである。

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posted by おおおかとしひこ at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ABC伏線方式は、序盤でも使える

前の前の記事からの続き。

ABCと話題や流れ(焦点)を変えることが、
話を厚くしていく。
しかしただ変えていくだけでは、ただのパラノイア。
AにCの伏線を仕込んでおき、
全然違うBの話をして揺さぶり、
突然Cに転換して、あ、と思わせる。

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posted by おおおかとしひこ at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする