2014年12月09日

投影、共感、同情、感情移入、好きになること2

自己投影の話、続けます。

自己投影と共感、同情と感情移入が近いのでは、という話。

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posted by おおおかとしひこ at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何故ジャンプ漫画は脇役が人気なのか

自己投影の話、続けます。前記事の続きです。

ジャンプ型漫画の主人公は、
幼い客が自己投影しやすいように、
わざと個性や目的や動機や意志をデチューンされている。
連載当初はそれが客をつかむ黄金則であるかのように。
ところが連載が続くと、
急に二番手やライバルのキャラの方が人気が出てしまう。
何故か。

彼らに、自己投影ではない、感情移入が起こるからである。

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posted by おおおかとしひこ at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

投影、共感、同情、感情移入、好きになること

物語を受けとる側は、
これらの複合体で受けとるから、
これらのものを簡単に混同する。
しかもそれぞれは微妙に重なりあったりしているから、
自分の中で分離できなかったりする。
(一回好きになったら、客観的に分析できないのと同じ)

今回は主に投影の話をしようと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デジタルは人を幸せにしない:倍々ゲーム

昔のTV(4:3のSD)から、
現行のハイビジョン(16:9のHD)になるとき、
画質が6倍になると言われた。

しかしTVは6倍面白くなっただろうか。
否である。
時代の流れもあるが、TVは黄金期(70〜90年代)に比べ、
1/10ぐらいに詰まらなくなっていると思う。

ゲームの画質が○倍になった。
そのお陰で○倍面白くなったか。否である。

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posted by おおおかとしひこ at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする