2014年12月21日

「多分、大丈夫」一万回再生突破

一万人が見た演劇、というのは、意外とレアなのではないでしょうか。
1000人のオオバコで十日満員御礼出したり、
100人の小箱で100日満員にすること考えると、
僕の個人的興行力では難しい。
面白い時代になったなあ、と思います。

15分1カットしばりでつくった、
結果的にシンプルな芝居は、どんな時代でも強いものだということです。
ごまかしが効かないから、脚本も、演出も、役者も、技量がいるよね。

未見の方、ごらんください。なかなかの緊張感ですよ。
http://youtu.be/hAC9FSAxvA8
解説などは「作品置き場」カテゴリへ。
posted by おおおかとしひこ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

超自然的なものと、日常舞台のもの

てんぐ探偵20話の下調べをしていて、
能と狂言の違いにぶち当たり、ひとつの知見を得たので。

洋の東西を問わず、物語には二種類ある。

超自然的なもの、つまり神や鬼や幽霊などの出てくるものと、
現実の日常以外の要素を用いないものだ。

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posted by おおおかとしひこ at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

構成は必要条件

なんだかんだ言って、構成が全てだ。
実際の執筆部、台詞の良さや展開や焦点の保ち方、
つまり表面上の面白さが出来るという条件なら、
構成が全てだ。

しかも、構成の良さは、名作の必要条件であるが、
十分条件ではない。
つまり、構成が出来ていたとしても名作とは限らないが、
構成の出来ていない名作はない。

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posted by おおおかとしひこ at 01:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする