2014年12月22日

作り話をしよう

脚本を書けるようになるには色々な技能が必要だが、
一番原始的なのは、
作り話の能力ではないかと思う。

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posted by おおおかとしひこ at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世の中には、悲劇と喜劇がある

古典的には、この二つしかなかったという。

現代では様々なジャンルが出来たため、
君の書くのは悲劇かい?喜劇かい?
ということもないのだが、
物語というものを考える上で、
古典的な二分法を考えることに意味はある。

何故なら、この二つは「日常の逸脱」の、
二通りを示しているからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

全員を幸せにすることは出来ない

これは前提として知っておくべきである。

世界に一番広まっている書、聖書ですらも、
世界の人全員を幸せにしていない。
ハリーポッターは沢山の人を幸せにしたかも知れないが、
僕みたいに映画一作目で脱落した人もいる。
ディズニーは沢山の人を幸せにしたかも知れないが、
僕はいつも胡散臭さを脱臭しながら見ている。

最大多数の最大幸福の原則は、
最大派閥に属さない人々を切り捨てることである。

物語は、そうであることを覚悟したほうがいい。

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posted by おおおかとしひこ at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会話が書けるようになれば、話は持たせられる

うちの演出部若手の脚本を見ていると、
会話が致命的に下手なのが目につく。

会話の下手な脚本なんて読む価値がない。
デートしていて弾まない会話並みに、
それは詰まらないからだ。

どうすれば会話が上手くなるのだろう。

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posted by おおおかとしひこ at 02:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする