2015年01月31日

頭のいい人と悪い人の違い

ポイントを抽出して、そこを外さないのが頭のいい人。
ポイントが分からず、
全部ベタでやる人が頭の悪い人。

頭の悪い人は、だから息が切れ、全体が見えない。
全体が見えないから、ポイントが分からない。
ポイントが分からないから、
力の入れ所が分からず、全部に力を入れる。
待っているのは疲労死である。

何がポイントになるか、どこで力を使えばいいか。
どこを外さなければ当たりか。
トータルでどの程度その力が必要か。
先に全体を見てから、今をその部分として考える。

地図を読む力はそれに比例している。
構成は地図だ。
今ここに新たな作品をつくるのも、地図を見る力だ。
それが見えてない奴は、見えてる奴の足を引っ張っている。
最近頭の悪い人ばかりで疲れる。
そういう人ほど、何故だかデジタルツールを信じている。
デジタルを制御するアナログ、という大きな構造が多分見えてないのだろう。

脚本は個人作業であるが、プロの世界では共同作業でもある。
相手が地図を見る頭のよさがあるかどうかを、
探り探りいこう。
posted by おおおかとしひこ at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

下北沢天狗祭りなう

日記カテゴリで。

天狗囃子と呼ばれる、和太鼓5、シンバル的な銅鑼1、
法螺貝4の編成がヤバい。
このループ音楽は何か原始のものを思わせる。

商店街を練り歩く。みんなその行列に加わる。
百鬼夜行の一員になって、みんな楽しそうだ。

曹洞宗大雄山が相模にあり、
修行僧から天狗になった道了薩捶(道了尊)を
まつる、下北沢真龍寺はその分院らしく。
てんぐ探偵を書く上で全国の天狗を調べたが、
大雄山は箱根山系、足柄山の隣である。
そこと人里の境にあるのが、風祭村。
風魔が人になって以後つくった村と呼ばれる。
そんな遠い因縁で、何故だか下北沢に今いる。


豆まき(それは京都吉田神道に始まる追儺である。
ちなみにその吉田神社のたもとが我が大学だ)
と何故だか習合している、不思議な祭りである。
鬼がいないから、「福は内、福は内、福は内」と三回唱える風習なのだそうだ。

僕は鬼は排斥された異民族(難に人偏ついてるし)、
天狗は排斥されなかった、同居を選んだ異民族だと考えている。
(だから天狗は怖くてなんとなく近寄りがたいが、
同時に親しみやすい面も持っている)
それに関しては一冊本が書ける程度には調べた。
その仮説に従えば、下北沢はそのような迫害された人たちの
たどり着いた町だったということだ。
漂泊の者たちの芸、演劇が盛んなのも、よくわかるような気がする。

ちなみに、一本高下駄(高さ20センチだそうだ)を
はじめて生で見た。介添人の肩に捕まっているとはいえ、
相当歩きにくそうだった。
「顔が見えたから、中に人が入ってるよ!」
と大声で言う子供たちが、微笑ましかった。

私たちは、その中の人をやるのですよ、と教えてあげたかったが、
それを知るのは大人になってからだろう。
posted by おおおかとしひこ at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月30日

トップダウンとボトムアップ

脚本は、トップダウンでしかつくれない、
ボトムアップでは、決してつくれない、と極論してみよう。

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星占いのススメ2:性格分析の基礎

登場人物の性格分析をするときに役に立つ、
簡単な基礎を書いておこう。

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【遅延】てんぐ5、雪のため遅れます

雪のためは嘘です。

今日発表を目指して鋭意執筆中の、
小説版てんぐ探偵第五集、
より深い表現を求めて、本日の発表を見送りました。
もう少し完成度を上げさせてください。

月一ペースを守れなくてすいません。
二月上旬、とぼかした表現にしておきます。
posted by おおおかとしひこ at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「押すなよ!」は「押せ」ってこと

ダチョウ倶楽部のこのネタは、
時間軸でものを語ることの本質を示している。

つまり、
語られた要素はのちに実現する、
ということだ。

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2015年01月29日

一人称の映画

というのはあるだろうか、
と思考実験的に考えてみる。

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親しくなるまでの速度

あなたは人と仲良くなるのが早いだろうか、
遅いだろうか。
早い人はリア充だろうから、多分ここには来ていない。
平均より遅い人が多いと思う。

しかし、映画の中では、平均的な、
人と親しくなる速度を考えなければならない。

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最初の鍵、最後の鍵

第一ターニングポイント、第二ターニングポイントを見つけるコツ。
センタークエスチョンから考える王道の方法は前記事で紹介した。

別の考え方。

最初の事件解決の鍵と、
最後の事件解決の鍵を、考えるとよい。

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posted by おおおかとしひこ at 02:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リライトのコツ:大ターニングポイントは、正しいか

リライトをするとき、
全体を三幕に区切る、
第一ターニングポイントと第二ターニングポイントを抽出し、
三幕それぞれのページ数を出し、
それを元に構成を直す方法を紹介した。

実はこれには穴がある。
第一ターニングポイント、第二ターニングポイントを、
間違えることがあるのだ。

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2015年01月28日

切ったものを戻す

執筆時に何気なく切った部分は、
あとで使える重要な伏線だった。

こういうことはよくある。
リライト時に、きちんと混ぜこんで復活させるべきだ。

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映像のタッチ

小説の文体のようなものか。
監督によって、映像のタッチというものがある。

分かりやすいものをあげていこう。

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2015年01月27日

伸びるアイデアと伸びないアイデア

前記事の続き。

宝くじのCMの例で、
コンセプトとしては面白そうだった、
「他人を無理やりラッキーにする集団」が
何故捨てられたのだろうか。

これは、伸びないアイデアだからだ。

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アイデアの出しかた2

前記事の続き。

よいアイデアを出すためには、
それが何工程あるかを把握することだ。

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アイデアの出しかた

アイデアはどうやって出せばいいか、
なんて初心者のころは質問したりする。

その質問は間違っている。
アイデアというのは、
場面場面で形が変わるものであり、
それら全部の共通する出しかたはない。

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小説は内面の旅、映画は行動の旅

小説が一人称形だとして。

両者は書くポイントが違うのだ。
それが内容そのものの違いにもなってくると思う。

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2015年01月26日

オカルトへの態度

最近オカルト話的なものが続いたので。
僕は理系なので、基本的には科学者だ。
(初期ドラえもんの科学万能主義で育った)

かといってオカルト全面否定主義ではない。
科学でどこまで分かるかを知りたいのだ。
だって科学とは、それを知れば身に付き、コントロール出来るからだ。

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言霊の制御の方法

言霊とは、故平井和正の言い方で、
自動書記状態の際に、どこかから降りてくるものだ。
この状態になれば手が勝手に動く。
或いは、イメージが湧いて湧いて、記録するのに精一杯な状態になる。

これは作家なら誰もが経験する瞬間であり、
スポーツ選手のゾーンのようなものだと思っている。

つまり、コントロールできる。
御神託や狐のような怪しげなものに頼らず、
新興宗教にも頼らず、
これは制御出来る。

制御するためには、言霊に任せる範囲と、
言霊に任せずに理性で制御する範囲を決めることだ。
その妥当な範囲を書いて行く。

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2015年01月25日

【幻魔のはなし】コメントが長過ぎるので、記事形式で続けます。

でん様、長文コメントありがとうございます。
やはり平井和正は、我々に長文を書かざるを得ない、何かを残して行ったのだと思います。

HKヒストリーはざっと読みました。
「ひらりん」なる軽みのある人格が、統合をうまく誘導したのではないかなあ、
と予想します。
「ハルマゲドン」以降の、幻魔ほどどろっとしてない感じは、
その軽みへのステップなのかも知れませんね。
(「幻魔大戦」「ハルマゲドン」「ハルマゲドンの少女」までで挫折しました。
「真幻魔」行こうとして、またしても失踪未完と聞いて手を出さず)

以下、個人のプライベートでもあるので、つづきへ。

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posted by おおおかとしひこ at 21:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

精神的にタフになれ

前からの続き。

ということは、我々書く者は、
毎回人格を意図的に分裂させ、その間のコンフリクトを描き、
アウフヘーベンとして統合過程を書かなければならない、
ということだ。

心を制御する精神がタフでなければ、
簡単にその世界に持ってかれてしまうのだ。
(タフでなかったのは、芥川龍之介とかか)

これらを上手く同居させてしかも統合するには、
全てを監視する人格が必要であると言われる。

監視して制御せよ。
理解して強制でなく自発的に行動するように誘導せよ。
それぞれのレベルに降り、かつ全体も見よ。
タフであれ。
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物語の正体

心の病の理論や解離やらをちょいちょい勉強している。
かつて、別の作品を書いたときに。

今回、多重人格(解離性同一障害)を面白おかしく書くために。
それは、心の迷路はあることを示すこと、
あったとしても抜け方があることを示すこと、
この二つの啓蒙という意味がある、と考えてのことだ。
(それはてんぐ探偵全体のテーマでもあることは、
薄々感じられているとは思う)

人は何故物語を書くのか。
人は何故物語を読むのか。
色々な面からの答えがあり、それらは重なりあうことが多い。
今回は、心の病の面からのおはなし。

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posted by おおおかとしひこ at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月24日

【てんぐニュース】第六集、来週末発表

を目処に書いています。

最近多重人格の話が多いのは、
25話、妖怪別人格という、
多重人格の話を書いていて、特別そこに引っかかるからかも知れません。
(勿論以前から薄々感じていたことだけど)
シンイチの多重人格化とその統合過程が、
面白く、かつ含蓄のあるエンターテイメントになることに、
ご期待ください。
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推測:幻魔大戦と平井和正氏の関係

平井和正氏が亡くなられて、とてもショックである。

僕は中学で幻魔大戦に魂を奪われ、
未完であることに大変モヤモヤしている。
追悼記事を沢山書いた。
それはそのモヤモヤをすっきりさせたくてだ。

以下は、
僕がネットで知り得た氏の個人的関係と、
幻魔大戦という作品との関係を、推測をもとに再構成したものだ。
つまり僕なりの推理であることを先に断っておく。

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複数のストーリーラインの基礎

サブプロットを上手く使えない人は、
ワンシチュエーションもので練習するとよい。

ひとつの場面で、最低3人、出来れば5人程度がいるものを。

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2015年01月23日

ラストシーンを決めてから、オープニングを書くこと

当然なのだが、実際には難しい。

オープニングを書く→最後まで書く
→それを一番立たせるために、オープニングを書き直す

が現実的な段取りだ。

これをしないと、
最初のベクトルがラスト方向に正しく向かず、
ネジ曲がった話になる。
最初に期待したことと後半の流れが違う、
途中から変になった、という印象になってしまう。


と言うことで、てんぐ探偵のオープニング直してえ…。
(ミッドポイントの6集まで書き終えたら、やるかも知れません)
posted by おおおかとしひこ at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月22日

小説と映画の違い:地の文の強力さ

 そういえば冷蔵庫に肉があったはず、
 と文恵は台所へ立った。

たったこれだけのことが、映画では表現できない。

 文恵、突然立って台所へいく。
 冷蔵庫をあけ、肉を出す。

のように、現在起こることを逐次カメラで撮ることしか出来ない。
そういえば、のニュアンスは撮れない。

「そういえば肉があったはず」
 と、文恵は立って台所へ。

は、一人言の説明台詞であり下手くそな脚本だ。


つまり、地の文によくあるものは、映画表現に適さない。

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映画とドラマの違い3

ホームに対する考え方がまるで違う、
というのが前回までの話。

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リライトの基準

前の記事では、
ハリウッド的な三幕構成理論に基づいたリライトだ。

恐らく序破急理論によるリライトも出来るだろうし、
日本映画のハコガキの理論でのリライトも可能だろう。
様々に独自理論を持って、それによるリライトをすることも可能だ。

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2015年01月21日

リライトの実際(てんぐ探偵20話の例)

序破急の理論のところで、
20話「結婚の提案」(妖怪横文字)の
三幕構成図をせっかく作ったので、
これを利用して、リライトの方針の立て方について議論しよう。

以下、これを見ながら読まれたい。

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posted by おおおかとしひこ at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月20日

【追悼平井和正2】幻魔大戦の僕なりの総括

僕は以前に、
多彩なキャラクターを書くことは多重人格障害(現在の名は解離性同一障害)
に似ている、と書いた。
物語とは、その統合過程のようなものだと。

シャドウ(アンタゴニスト)の存在など、
僕は心理学にそこまで詳しくないが、
シャドウとのコンフリクトとアウフヘーベンという物語理論そのものが、
心理学的な統合過程であるような気がしている。

幻魔大戦とは、平井和正氏の中の人格分裂障害的なものであった、
と考えると納得がいくのだ。


その後、どうしても気になり、東丈失踪の理由や帰還の経緯などを調べまくり、
「幻魔大戦deep」「幻魔大戦deepトルテック」(公式的な完結編、電子書籍のみ)
のネタバレを知ってしまった。

以下は、脚本を長いこと書き、小説の走りのようなものを書いている僕なりの、
真相解明の議論である。
(以下ネタバレ)

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posted by おおおかとしひこ at 21:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする