地の文は、それだけでいい文であるのが文学だと思う。
一方、ト書きに名文は不要だ。邪魔まである。
何が起こっているか、客観的に、正確に、簡潔に書くのが、
よいト書きだ。
僕は脚本から小説を書きはじめているが、地の文が苦手だ。
なるべく簡潔に客観的に書こうとして、
味気のない地の文になってしまう。
小説家がト書きを書くと、味わいぶかいかも知れないが、
アングルや準備するものの想像が全くできないものを、
書くだろうことは想像に難くない。
2015年01月09日
リライトのコツ:段取りの省略
第一稿の執筆では、何があとで使われるかも確定ではないから、
ついつい多目に書いてしまう。
リライトでは、その無駄を切っていくとよいだろう。
無駄を削ぎ落とし、テンポを良くすることだ。
よくあるのは、段取りの省略である。
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ついつい多目に書いてしまう。
リライトでは、その無駄を切っていくとよいだろう。
無駄を削ぎ落とし、テンポを良くすることだ。
よくあるのは、段取りの省略である。
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