僕は、すべからく文章や芸術というのは、
自動書記的につくるものだと思っている。
(バブル時代のCM業界のエピソードで、
高級レストランで名案を思いつき、
布ナプキンに彼女の口紅を借りて書き記し、
このナプキンを買い取らせてくれ、というのを聞いたことがある。
僕の紙ナプキンライティングメソッドは、それを意識している)
つまり、集中力の保たれた状態で一気につくり、
あとから考えて、どうしてこうしたか理屈は通らなくても、
不思議といいものだ、みたいになっていることが理想だと。
プロは、それをコントロールできる人のことだと思っている。
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