2015年02月15日

キャラクターの作り方:まずニンジンをぶら下げよ

前項までの議論を踏まえて。

キャラクターは、外側(見た目、ファッション)から作るのではない。
キャラクターは、内側(性格、特殊能力、過去)から作るのでもない。

キャラクターは、彼/彼女の前にあるものからつくれ。

それは、目的からつくるということである。


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posted by おおおかとしひこ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネーミングの話つづき:人物設計の仕方

そもそも脚本で名前なんてどうでもいいのだ、
という極論は、僕の経験談からきている。

あなたも経験がないだろうか。
なんかいい感じの名前のキャラをつくったのだが、
いざ動かしてみるとサッパリ、ということが。

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posted by おおおかとしひこ at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画と小説の違い:登場人物のネーミング

映画は、ぶっちゃけ登場人物の名前に重きを置いていない。
名前が文字で出ることは滅多にないし、
(手紙の宛名や名札や名刺ぐらいだろうか)
文字よりも音で名前を聞くことが多いからだ。

そもそも、「犯人は安達です」と名前を言うより、
「犯人はあなたですね?」とその人を指差すアクションこそが、
映画らしい。
つまり、映画は登場人物の名前を使わずに、
絵だけで物語を見せることも出来る。

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posted by おおおかとしひこ at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする