2015年03月17日

ストーリーテラーになるために

ここを読んでいる人は、今、一日250人。
最新記事を読む人は毎日30人から40人はいて、
他の人はまとめ読みか拾い読みをしているだろう。

脚本家そのものに興味はない、小説家漫画家志望もいるだろう。
いずれにせよ、ストーリーというものの謎にぶち当たり、
それをどうにかして解明し、自分のものにしたいと、
願う人たちだと思う。

僕は過去の自分に向けてこれを書いている。
十年前の俺が知っていれば、なんとか出来たかも知れないことだ。
逆に言えば、
僕が書いていることをマスターするには、十年かかるのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィクションの大嘘

小さな嘘を重ねる奴は、信用されない。
現実世界でも、物語でもだ。

あれああじゃなかったっけ?
えっとね、あれはそれの特別な場合で、こうなんだ!
へえ(なんか綻びてるな)

小さい嘘を重ねると、こうやって破綻する。

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posted by おおおかとしひこ at 13:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テンポ

テンポがいいとか悪いとか、
どうやって決まるのだろうか。

ラップで喋ればテンポがよくなるのか。
音楽に乗せればテンポがよくなるのか。
違う。
それで持つのは3分ぐらいまでで、
2時間のテンポをコントロールすることではない。

テンポは、話の展開のスピードのことだ。

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posted by おおおかとしひこ at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「わたし」と「あなた」はいない

映画は三人称形である。
わたしや俺(一人称)や、
あなた(二人称)はいない。


教科書的な意味では知っている。
しかし本当に分かっていることとは違う。

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posted by おおおかとしひこ at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする