僕はハリウッドやヨーロッパの物語論に、
ずっと馴染めない単語がある。
「障害」だ。
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2015年03月23日
振り回されることと、制御すること
要するに、主人公は世界に振り回される。
逆に主人公は、その世界を制御しようとする。
制御といっても、色々なレベルがある。
世界征服や王権奪取やクーデター成功から、
仕事を得たいとか安住の地が欲しいとか、
あの子のハートが欲しいとか、
ただ安眠できる家に帰りたいとか、ビール飲みたいとかだ。
いずれにせよ、主人公は安心して笑える、
彼(または彼女)にとっての、幸福を得たいのだ。
にもかかわらず、世界は主人公を翻弄し、利用し、押し流そうとする。
彼(または彼女)は、それに抵抗し、
自分なりの橋頭堡を確保するために、
世界を制御しようとする。
その相克が、ストーリーなのだ。
「世界」という抽象的なものでは、具体的でないから、
それは擬人化されてでも、「人」になる。
その「人」が私を押し流そうとすることと、
私がそれに押し流されないようにするために、
何をするか。
そしてそれがどのような展開があって、どういう結末になるか。
それがストーリーだ。
あとは、その具体違いなのだ。
逆に主人公は、その世界を制御しようとする。
制御といっても、色々なレベルがある。
世界征服や王権奪取やクーデター成功から、
仕事を得たいとか安住の地が欲しいとか、
あの子のハートが欲しいとか、
ただ安眠できる家に帰りたいとか、ビール飲みたいとかだ。
いずれにせよ、主人公は安心して笑える、
彼(または彼女)にとっての、幸福を得たいのだ。
にもかかわらず、世界は主人公を翻弄し、利用し、押し流そうとする。
彼(または彼女)は、それに抵抗し、
自分なりの橋頭堡を確保するために、
世界を制御しようとする。
その相克が、ストーリーなのだ。
「世界」という抽象的なものでは、具体的でないから、
それは擬人化されてでも、「人」になる。
その「人」が私を押し流そうとすることと、
私がそれに押し流されないようにするために、
何をするか。
そしてそれがどのような展開があって、どういう結末になるか。
それがストーリーだ。
あとは、その具体違いなのだ。