2015年04月19日

地の文の書き方

脚本ばかり書いてきた僕が、
小説を書いてみて分かったこと。

小説の地の文では、
頭に浮かぶ映像を、文章で記録するのは間違い。

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posted by おおおかとしひこ at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

引き受ける覚悟

そのテーマについて、
誰よりも広く、深く考えること。

だから、どんな批判が来ても別に怖くないし、
驚かない。
そんなことはとうに考えて、
それへの再反論も作品の中に込めてある筈だからだ。

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posted by おおおかとしひこ at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ただのトリック撮影2

問題は、ワンカット撮影が、
内容の何を表現するための手法だったか、
ということにある。

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posted by おおおかとしひこ at 11:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ただのトリック撮影。(「バードマン」評)

単なるびっくりワンカットショーやん。
単なるびっくりドラムソロやん。
単なるびっくり小道具の銃が本物で、やん。

他人の評は関係ないって言っといて、
ニューヨークタイムズに誉められたことが、
その落ちでいいのか?
ナプキンへのサインは捨ててよかったのか?
(これが「他人の評に右往左往することはバカらしい」という象徴の筈だが)

アンチハリウッド作品として、の受賞だろこれ?

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posted by おおおかとしひこ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月18日

マラソン

トレーニングのために、
想定より長いものを書くのはよいことだ。

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posted by おおおかとしひこ at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること12:物語とそれ以外の同調

他人のやってることをまるで自分がやってるように思うこと。
他人と自分の中に同じようなものを見つけること。
同調が人間の基本的性質であり、楽しみであると仮定しよう。

物語への特別の同調を見るために、それ以外の同調を見てみよう。

例えばスポーツ観戦。
例えばバラエティー、ワイドショー。
これらは、
物珍しいものを見たいという見世物小屋的なものと、
同調を楽しむものだ。

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posted by おおおかとしひこ at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「話が出来た」とはどういうことか

何をもって話が出来たと判断すればよいか。

抽象的な「話」が、
たとえどんな具体的ディテールになったとしても、
そのディテールに左右されず面白い話になるだろうな、
という確信が出来たとき。
(同調論で言えば、話の中身と同調出来たとき)

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posted by おおおかとしひこ at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月17日

同調すること11:広い同調

なるべく広い人の同調を誘えるものが、
広く人に伝わるものである。

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posted by おおおかとしひこ at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【追悼】愛川欽也

声質が大分変わってたけど、
ネムカケの声を頼むつもりでした。
僕にとっては、子供の頃からキンキンといえばニャンコ先生でした。
主人公に絡む猫役は、愛川欽也以外考えられない。

なるほどザワールドのイメージもあるけど、
僕は声優のイメージの方が強いかなあ。
中目黒のキンケロシアターのことは、
亡くなってから知りました。
監督作を、見に行こうと思います。

大人になることは、子供の頃からの憧れの人がいなくなることで、
それはとても辛いです。
若いやつらを育てる場を密かに作ってたあなたを、
大人として尊敬します。
posted by おおおかとしひこ at 04:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

作風は必要か

難しい問題だ。

作風が確立したほうが、クリエイターとしてのキャラが立ち、
覚えてもらいやすくなる。
しかしそれは飽きられたら捨てられるということと表裏一体だ。

ある特定の技が強い人は、それ以外のシチュエーションに弱い。
本当の達人は、全ての技を居着きなしに自在に使える人だ。
固着を捨てることが自在への道だ、
ということは武術の世界の真実である。

これが作劇にも通ずるかは分からないが、
作風云々より、まず面白いものを作ることに、
注力すべきなのではないかと考えている。
俺っぽい話、俺っぽい展開、俺っぽいキャラ、俺っぽいテーマ。
そういうことを言われたら負けかも知れないし、
短期的には勝ちかも知れない。
posted by おおおかとしひこ at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月16日

同調すること10:他の人物にも同調してみよう

第一稿や最初のほうでは、
同調が主人公だけのことが多い。

他の人物にも同調してみよう。
ただ出て喋るだけになっていないか?

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posted by おおおかとしひこ at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

問題と解決は、それで良かったのか

最後まで書き終え、一回忘れて、リライトにかかるとき、
メモなしの一気読みをすることを勧めている。
これはディテールにとらわれず、全体を見るための方法論である。

このことで気づくことがある。

「このテーマだとすると、
この事件とこの解決でいいのか?」という、そもそものことに。

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posted by おおおかとしひこ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること9:タレントへの同調と、役への同調

同調の話、もう少し続けます。

タレントが俳優になれないのは何故か。
何故最近のドラマは豪華キャストなのに惨敗するのか。
失敗したキャスティングは、
同調を考えると、分かりやすくなる。

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posted by おおおかとしひこ at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

落とし穴は「書きたかった所」にある

他人の失敗はよく見える。
自分の失敗はよく見えていない。

落とし穴は、大抵注意していない所にある。
あなたの「書きたかった所」に。

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posted by おおおかとしひこ at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月15日

同調の話、おまけ:風魔における同調への道

実写風魔からいくつか。

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posted by おおおかとしひこ at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること8:同調と序破急の関係

同調のことを考えると、
序破急における序とは、
観客が、世界に同調するために必要な要素を、
提供する時間帯、
と考えることも出来る。

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posted by おおおかとしひこ at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること7:パーツを集めても話にはならない

パーツを集めて流れを作るんじゃない、
流れを作ってパーツをぶら下げるんだ。

お話を書くのが下手な人は、
パーツを集めることが主な仕事だと誤解している。

何か面白そうなものを集め、
それを並べると、一種の流れが出来るのではないかと。
子供の頃やった、宝物集めのような感覚だ。

流れが出来ない(或いは途中で滞る)のは、
集めたパーツが悪いからであり、
パーツの集め方や並べ方が悪かったと考えてしまう。
それは誤りだ。

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posted by おおおかとしひこ at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること6:リライトと同調

つくづく我々脚本家は大変だ。

事件と解決を考え出し、ストーリーラインを複数絡ませ、
外的問題と内的問題を構築し、新鮮味がある題材でひきつけ、
複数の人格のスムーズな分裂と統合をし、
コンフリクトで面白くし、アイデアをそこかしこにばらまき、
カタルシスで変化を描いてテーマを暗示しなければならない。

それどころか、登場人物に同調もさせなければならない。

大変だ。
まず一発でこれを書くことは出来ないだろう。
だから何度も書き直したり、いじったりしながら、
脚本は完成に導かれるのが普通だ。

しかし、
そのリライトの過程で最も失われるのは、
この同調の感覚だということに、注意しよう。

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posted by おおおかとしひこ at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること5:完全なる同調の条件

感情移入は、何に同調するのか。
シチュエーション(事件や人間関係)、
その反応や感情、その行動、
全てである。

そしてその結果によって、
次のシチュエーション、反応や感情、行動…
にもである。

この全てに同調しているのが、感情移入である。
没頭的な同調だ。

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posted by おおおかとしひこ at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

失敗は死

試しに、そういう話を書いてみよう。
5分もので十分だ。

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posted by おおおかとしひこ at 02:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短い回想の書き方

脚本で短い回想の書き方。
(そういうワード検索でたどり着いた人がいたので)

場所が次々に変わる回想だと、柱ばっかり増えちゃうよね。
こう書くといいよ。

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posted by おおおかとしひこ at 01:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

同調すること4:感情移入

深い同調が感情移入である、という単純な理解でよいか?

感情移入を邪魔する要素から考えよう。

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posted by おおおかとしひこ at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること3:同調、共感、感情移入

同調、共感、感情移入を分けて考えよう。

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同調すること2:見世物小屋と同調

同調こそが物語の愉しみである。

同調と感情移入は微妙に違うが、
それを置いておいても、
同調が上手くいくと物語は成功する。

同調とは、他人の言動を見て、その中に視点を動かすことだと思う。
その人が何を考え、どう感じているか理解しているうちに、
いつの間にかその人の中に入り、
自分の気持ちのように感じることだ。

その部分集合は、
同情、人が飯を食ってたら自分も食いたくなる、
AVを見る行為、踊りを見て踊りたくなること、
歌や音楽を聞いてその気分になること、
などが含まれている。
(CMソングは手軽に同調を起こすテクニック)

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posted by おおおかとしひこ at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画と天気の話

どれくらい天気のことを意識して、
脚本を書いているだろう。

デフォルトは晴れだろう。きっと。
しかし日本の天気はそんなに晴れない。

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posted by おおおかとしひこ at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画と小説の違い:映像で現せないシリーズ

小説では普通に書くけど、映像で現せないシリーズ。
思いつくままに書いてみよう。

この習慣は欠かしたことがない。
あるべき場所にその椅子はなかった。
彼と彼女は別れて半年になる。
その嘘を彼は見破った。
まだ乾いていない。
いつもより多かった。
感触でそれは分かる。
そんなこと、聞いたこともない。
猫のなき方で、彼女には分かったのだ。
彼はゾーンに入った。
偶然の一致に過ぎず、特に意味はない。

これらは、映像だけで示せない。
その言葉(台詞)がないと分からない概念だ。
映像は、小説に比べて不自由だ。
部分集合かも知れない。

逆に小説は、これらの地の文が強力すぎて、
文に溺れて話を見失いがちかも知れない。
(大したことない話を大袈裟に盛れる)
posted by おおおかとしひこ at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月13日

逆に、ハッタリを使おう

僕はハッタリが嫌いだ。
中身がないからだ。
しかしハッタリが通用する時のほうが多い。

それは、ヒキが強いからであり、
中身が良くてもヒキが悪いと見てくれないからであり、
中身の分かる目の肥えた人が多くないからだ。

ハッタリはどうやったら出来るのか、
逆にそこを研究してみよう。

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posted by おおおかとしひこ at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること

なぜ物語は面白いのだろう。
根本的な問いだ。

僕は、「同調するたのしさ」と言ってみよう。


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posted by おおおかとしひこ at 16:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小説と映画の違い:買い物しようと町まで

サザエさんの一節を例に。
「買い物しようと町まで出掛けたら」

これは小説では可能だが、
映画では不可能な表現だ。

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posted by おおおかとしひこ at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月12日

主人公は、何に傷ついているのか

物語とは、傷ついた主人公が、
傷を癒し、再び現実へ返り咲くまでを描くものだ、
とも言える。

あなたの主人公は、何に傷ついているのか。
それをどのように癒し、現実へ返り咲く力を得るのか。

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posted by おおおかとしひこ at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする