脚本で短い回想の書き方。
(そういうワード検索でたどり着いた人がいたので)
場所が次々に変わる回想だと、柱ばっかり増えちゃうよね。
こう書くといいよ。
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2015年04月15日
2015年04月14日
同調すること2:見世物小屋と同調
同調こそが物語の愉しみである。
同調と感情移入は微妙に違うが、
それを置いておいても、
同調が上手くいくと物語は成功する。
同調とは、他人の言動を見て、その中に視点を動かすことだと思う。
その人が何を考え、どう感じているか理解しているうちに、
いつの間にかその人の中に入り、
自分の気持ちのように感じることだ。
その部分集合は、
同情、人が飯を食ってたら自分も食いたくなる、
AVを見る行為、踊りを見て踊りたくなること、
歌や音楽を聞いてその気分になること、
などが含まれている。
(CMソングは手軽に同調を起こすテクニック)
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同調と感情移入は微妙に違うが、
それを置いておいても、
同調が上手くいくと物語は成功する。
同調とは、他人の言動を見て、その中に視点を動かすことだと思う。
その人が何を考え、どう感じているか理解しているうちに、
いつの間にかその人の中に入り、
自分の気持ちのように感じることだ。
その部分集合は、
同情、人が飯を食ってたら自分も食いたくなる、
AVを見る行為、踊りを見て踊りたくなること、
歌や音楽を聞いてその気分になること、
などが含まれている。
(CMソングは手軽に同調を起こすテクニック)
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映画と小説の違い:映像で現せないシリーズ
小説では普通に書くけど、映像で現せないシリーズ。
思いつくままに書いてみよう。
この習慣は欠かしたことがない。
あるべき場所にその椅子はなかった。
彼と彼女は別れて半年になる。
その嘘を彼は見破った。
まだ乾いていない。
いつもより多かった。
感触でそれは分かる。
そんなこと、聞いたこともない。
猫のなき方で、彼女には分かったのだ。
彼はゾーンに入った。
偶然の一致に過ぎず、特に意味はない。
これらは、映像だけで示せない。
その言葉(台詞)がないと分からない概念だ。
映像は、小説に比べて不自由だ。
部分集合かも知れない。
逆に小説は、これらの地の文が強力すぎて、
文に溺れて話を見失いがちかも知れない。
(大したことない話を大袈裟に盛れる)
思いつくままに書いてみよう。
この習慣は欠かしたことがない。
あるべき場所にその椅子はなかった。
彼と彼女は別れて半年になる。
その嘘を彼は見破った。
まだ乾いていない。
いつもより多かった。
感触でそれは分かる。
そんなこと、聞いたこともない。
猫のなき方で、彼女には分かったのだ。
彼はゾーンに入った。
偶然の一致に過ぎず、特に意味はない。
これらは、映像だけで示せない。
その言葉(台詞)がないと分からない概念だ。
映像は、小説に比べて不自由だ。
部分集合かも知れない。
逆に小説は、これらの地の文が強力すぎて、
文に溺れて話を見失いがちかも知れない。
(大したことない話を大袈裟に盛れる)
2015年04月13日
逆に、ハッタリを使おう
僕はハッタリが嫌いだ。
中身がないからだ。
しかしハッタリが通用する時のほうが多い。
それは、ヒキが強いからであり、
中身が良くてもヒキが悪いと見てくれないからであり、
中身の分かる目の肥えた人が多くないからだ。
ハッタリはどうやったら出来るのか、
逆にそこを研究してみよう。
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中身がないからだ。
しかしハッタリが通用する時のほうが多い。
それは、ヒキが強いからであり、
中身が良くてもヒキが悪いと見てくれないからであり、
中身の分かる目の肥えた人が多くないからだ。
ハッタリはどうやったら出来るのか、
逆にそこを研究してみよう。
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2015年04月12日
新キャラが出てくると、筆が止まる
序盤を除いて、
途中で新キャラが出てきたら、
途端に筆が止まり、長考に入ってしまうものだ。
これはとてもいい傾向だ。
何も考えずに書いていると筆は途中で止まる。
長考に入るのは、頭の中で準備を始めていることの証拠だ。
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途中で新キャラが出てきたら、
途端に筆が止まり、長考に入ってしまうものだ。
これはとてもいい傾向だ。
何も考えずに書いていると筆は途中で止まる。
長考に入るのは、頭の中で準備を始めていることの証拠だ。
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2015年04月11日
雑談:農学部には、くさかんむりの名字が多い
木偏もか。
つまり、植物関係の名字が多いって話。
元々農家の家で、やはり農業の周辺に興味があるのだろう。
うちの大学の話なので、農大とかはどうか分からない。
山本とかも含むと更に増えそうだ。
名字はランダムではなく、
一族の歴史と関係がある。
明治に創作名字も沢山あったけど。
いや、今登場人物の名字で悩んでて、
農学部の友人がたしかこんなことを言ってたなって思い出して。
人物の名字にそんな歴史的リアルを混ぜこむのは、
リアリティーの構築に幾ばくか役に立つ。
つまり、植物関係の名字が多いって話。
元々農家の家で、やはり農業の周辺に興味があるのだろう。
うちの大学の話なので、農大とかはどうか分からない。
山本とかも含むと更に増えそうだ。
名字はランダムではなく、
一族の歴史と関係がある。
明治に創作名字も沢山あったけど。
いや、今登場人物の名字で悩んでて、
農学部の友人がたしかこんなことを言ってたなって思い出して。
人物の名字にそんな歴史的リアルを混ぜこむのは、
リアリティーの構築に幾ばくか役に立つ。
○○の為には、△△の必要がある
中盤の最も多いパターンのひとつだ。
これがハッキリしていることを、
焦点がハッキリしている、ということの定義にしてよいくらいだ。
逆に、
これがハッキリしてないもの、
途中で忘れてしまう(分からなくなってしまう)もの、
そもそもそれだ、と思えないもの(何で?の疑問がつく)は、
焦点がハッキリしていない。
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これがハッキリしていることを、
焦点がハッキリしている、ということの定義にしてよいくらいだ。
逆に、
これがハッキリしてないもの、
途中で忘れてしまう(分からなくなってしまう)もの、
そもそもそれだ、と思えないもの(何で?の疑問がつく)は、
焦点がハッキリしていない。
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ジャケ買いしたくなるタイトル
キャッチーでジャケ買いしたくなるタイトルは、
それだけで魅力的なものである。
「限りなく透明に近いブルー」
「いつかギラギラする日」
「太陽を盗んだ男」
「欲望という名の電車」
「永遠も半ばを過ぎて」
など、タイトルだけでおっ、となるものは引きが強い。
(中身がどうかまでは、この際問わない。
真ん中の三本の映画は見たけど、太陽を盗んだ男しか良くないです)
こういうタイトルは、どうやって考え出すのだろう。
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それだけで魅力的なものである。
「限りなく透明に近いブルー」
「いつかギラギラする日」
「太陽を盗んだ男」
「欲望という名の電車」
「永遠も半ばを過ぎて」
など、タイトルだけでおっ、となるものは引きが強い。
(中身がどうかまでは、この際問わない。
真ん中の三本の映画は見たけど、太陽を盗んだ男しか良くないです)
こういうタイトルは、どうやって考え出すのだろう。
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2015年04月10日
初心者むけの話:問題と解決と三幕構成
物語を、神の視点から眺めてみよう。
あるストーリーを、その登場人物の視点で眺めたり、
時々神の視点から見てみたりすることは、
あなたの中の物語的な感性を育てる。
結局それはどういうことなのか、という客観的な視点を持ったり、
その人の気持ちにガンはまりすることの、
両方の視座を同時に持っていることが、
書き手には重要だ。
ということで、物凄く遠くから見てみる。
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あるストーリーを、その登場人物の視点で眺めたり、
時々神の視点から見てみたりすることは、
あなたの中の物語的な感性を育てる。
結局それはどういうことなのか、という客観的な視点を持ったり、
その人の気持ちにガンはまりすることの、
両方の視座を同時に持っていることが、
書き手には重要だ。
ということで、物凄く遠くから見てみる。
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初心者むけの話:何倍も必要
年度が変わったので、初心者むけの話をしています。
ところが、とても本質的なことで、
書く以前のことの話です。
ガチ初心者は、びびるだけかもなあと思いながら書いてますが、
この程度でびびる人は、結局どこかで折れるので、
最初で淘汰してあげたほうが為になるかも。
(才能を育てるのは少数精鋭か、大量採用大量淘汰がいいか、という話)
ある分量の原稿を書くのに、
どれだけ考えてる?
ざっくり、数倍から十倍。
つまり、その原稿には、
考えたことの1/10ぐらいしか採用されていない、という話。
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ところが、とても本質的なことで、
書く以前のことの話です。
ガチ初心者は、びびるだけかもなあと思いながら書いてますが、
この程度でびびる人は、結局どこかで折れるので、
最初で淘汰してあげたほうが為になるかも。
(才能を育てるのは少数精鋭か、大量採用大量淘汰がいいか、という話)
ある分量の原稿を書くのに、
どれだけ考えてる?
ざっくり、数倍から十倍。
つまり、その原稿には、
考えたことの1/10ぐらいしか採用されていない、という話。
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2015年04月09日
初心者むけの話:人は脱線しやすい生き物だ
シナリオや小説や戯曲などの作劇や、
小論文や本を書くことやスピーチなどは、
何故、かように難しいのか。
一次元につくらなければならないのに、
人の思考はすぐ脱線するからだと、僕は考える。
つまり、人の思考は一次元ではない。
脱線しがちな人の思考(それは作者自身も、観客も)を、
ひとつの一次元に集中させることが、
そもそも難しいのである。
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小論文や本を書くことやスピーチなどは、
何故、かように難しいのか。
一次元につくらなければならないのに、
人の思考はすぐ脱線するからだと、僕は考える。
つまり、人の思考は一次元ではない。
脱線しがちな人の思考(それは作者自身も、観客も)を、
ひとつの一次元に集中させることが、
そもそも難しいのである。
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初心者むけの話:自分の作品を客観視できるか?
これはとても難しい問題。
プロでも難しい。
シナリオを書くだけでなく、
オシャレとか、発言とかにも通ずる話。
そもそも、あなたは他人の作品を客観視出来てるか?
自分の、よりも本当はそっちが出来てるかどうか、
なんじゃないか?
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プロでも難しい。
シナリオを書くだけでなく、
オシャレとか、発言とかにも通ずる話。
そもそも、あなたは他人の作品を客観視出来てるか?
自分の、よりも本当はそっちが出来てるかどうか、
なんじゃないか?
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初心者むけの話:文字数の話
脚本や小説を書いたことない人は、
文字数が気になるものだ。何文字ぐらいで書けばいいのだろうかと。
日本語の文章は、小学校で習った、原稿用紙が基準だ。
(コンビニとかにあるかな)
脚本の世界も小説の世界も、今はwordなどで入稿しているが、
それでも「原稿用紙○枚相当」を基準にしている。
ということは、原稿用紙に書いてみるのが一番いい。
まずはショートを書いてみて、「原稿用紙の感覚をつかむ」のをオススメする。
車幅感覚をつけるのは、今後大作に挑むのにいい練習だ。
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文字数が気になるものだ。何文字ぐらいで書けばいいのだろうかと。
日本語の文章は、小学校で習った、原稿用紙が基準だ。
(コンビニとかにあるかな)
脚本の世界も小説の世界も、今はwordなどで入稿しているが、
それでも「原稿用紙○枚相当」を基準にしている。
ということは、原稿用紙に書いてみるのが一番いい。
まずはショートを書いてみて、「原稿用紙の感覚をつかむ」のをオススメする。
車幅感覚をつけるのは、今後大作に挑むのにいい練習だ。
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【てんぐニュース】パス制にしました
なんか変なアクセスが増えたので、
しばらくパス制にします。
パスワードはのちほど。
しばらくパス制にします。
パスワードはのちほど。
2015年04月08日
「見たことのないビジュアル」は存在するか
よく言われることだ。
見たことのないビジュアルが大事だと。
ビジュアルインパクトが大事だと。
分かりやすく斬新なビジュアルが大事だと。
そんなものがポンポン生まれる?
あるいは、既存のものと既存のものの組み合わせがアイデアだとも言う。
それも本当かなあ。
ただ組み合わせりゃ良いってもんじゃ、ないよね。
ビジュアルの正解の話。
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見たことのないビジュアルが大事だと。
ビジュアルインパクトが大事だと。
分かりやすく斬新なビジュアルが大事だと。
そんなものがポンポン生まれる?
あるいは、既存のものと既存のものの組み合わせがアイデアだとも言う。
それも本当かなあ。
ただ組み合わせりゃ良いってもんじゃ、ないよね。
ビジュアルの正解の話。
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2015年04月07日
ストーリーの思いつき方(まとめ)
「素晴らしいストーリーに欠かせない3つのもの」
から「ストーリーの思いつきかた4」までの、
一連の議論を図にまとめてみた。
これ、結構分かりやすいので、
「大岡式トライアングルメソッド」と命名。
この名前を明記する限り、自由に使っていいぞ!
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から「ストーリーの思いつきかた4」までの、
一連の議論を図にまとめてみた。
これ、結構分かりやすいので、
「大岡式トライアングルメソッド」と命名。
この名前を明記する限り、自由に使っていいぞ!
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愚者の改訂と賢者の改訂2
愚者の改訂の原因は、
「ものごとをどうやってつくるか」を知らないことそのものにある。
大抵は手遅れで、にも関わらず、
「簡単な所を直すだけで、ものすごく大きく直せることがある」
という魔法があると思い込むことだ。
賢者は、ものごとはどうやってつくられるか知っているから、
その段階で決めるべきことは、
その段階で確定し、練っておく。
賢者の改訂は、先読みをする先手だ。
愚者の改訂は、後だしの手遅れのつじつま合わせだ。
世の中の詰まらない映画やドラマやCMの原因は、
愚者の改訂のせいである、と断言してみる。
「ものごとをどうやってつくるか」を知らないことそのものにある。
大抵は手遅れで、にも関わらず、
「簡単な所を直すだけで、ものすごく大きく直せることがある」
という魔法があると思い込むことだ。
賢者は、ものごとはどうやってつくられるか知っているから、
その段階で決めるべきことは、
その段階で確定し、練っておく。
賢者の改訂は、先読みをする先手だ。
愚者の改訂は、後だしの手遅れのつじつま合わせだ。
世の中の詰まらない映画やドラマやCMの原因は、
愚者の改訂のせいである、と断言してみる。
構成の話:カードの並び替えから立ち上がってくるもの
先日の第一集〜三集の15話ぶんのリライトで、
構成ごと変えるために、
久しぶりにカードの並び替えをやった。
カードは慣れると頭の中で出来てしまうので、
最近あまり使ってなかったけど、
複雑なもののベストの並び替えを試すには優れた道具だ。
これをやったので思い出したことがある。
「カードに書かれていない要素を見つけることが、
並び替えの真の意義だ」ということだ。
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構成ごと変えるために、
久しぶりにカードの並び替えをやった。
カードは慣れると頭の中で出来てしまうので、
最近あまり使ってなかったけど、
複雑なもののベストの並び替えを試すには優れた道具だ。
これをやったので思い出したことがある。
「カードに書かれていない要素を見つけることが、
並び替えの真の意義だ」ということだ。
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ストーリーの思いつきかた4
初期のトライアングル(ビジュアル、ストーリーの流れ、テーマ)
が練られて、
なおかつ色々なディテールが爆発的に生まれてきて、
小康状態になってきたら、
ログラインを書いてみよう。
ログラインを難しく考える必要はない。
次の形式で書いてみよう。
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が練られて、
なおかつ色々なディテールが爆発的に生まれてきて、
小康状態になってきたら、
ログラインを書いてみよう。
ログラインを難しく考える必要はない。
次の形式で書いてみよう。
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デジタルは人を幸せにしない:ふと出会えない
電子書籍の欠点に気づいた。
古本が出回らないことだ。
我々はふと、未知の何かにぶち当たることが、
電子書籍では出来ないのだ。
未知との出会いこそが、本であり知識の本質だ。
古本屋は、その出会い喫茶である。
僕は京都の学生時代から、古本屋にお世話になっている。
あの匂いも雰囲気も大好きだ。
手に取り、自分に意味があるかどうかを考えたり、
何度も手に取るからには気になるのだろうと思ったりする時間が、
電子書籍にはない。
ということは、電子書籍と「出会う」機会は永遠に来なさそうだ。
本当にデジタルは人を幸せにするのか?
人を合理的にするには便利な道具かも知れないが、
人を幸せにするのだろうか?
古本が出回らないことだ。
我々はふと、未知の何かにぶち当たることが、
電子書籍では出来ないのだ。
未知との出会いこそが、本であり知識の本質だ。
古本屋は、その出会い喫茶である。
僕は京都の学生時代から、古本屋にお世話になっている。
あの匂いも雰囲気も大好きだ。
手に取り、自分に意味があるかどうかを考えたり、
何度も手に取るからには気になるのだろうと思ったりする時間が、
電子書籍にはない。
ということは、電子書籍と「出会う」機会は永遠に来なさそうだ。
本当にデジタルは人を幸せにするのか?
人を合理的にするには便利な道具かも知れないが、
人を幸せにするのだろうか?
2015年04月06日
ストーリーの思いつきかた3
初期トライアングル、すなわち、
ビジュアル、ストーリー、テーマの三つが練られてきたら、
次に何をすべきだろう。
三幕構成?ログライン?
それはまだ早い。
「何故この話に引きつけられるのか」を考えるとよい。
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ビジュアル、ストーリー、テーマの三つが練られてきたら、
次に何をすべきだろう。
三幕構成?ログライン?
それはまだ早い。
「何故この話に引きつけられるのか」を考えるとよい。
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ストーリーの思いつきかた2
「ストーリーを思いついた」とは、
以下の3つの初期トライアングルが揃っていることを言う。
すなわち、ビジュアル、ストーリー、テーマだ。
もう少し詳しく書くと、以下である。
1 ストーリー(の一場面)を示す、面白いビジュアル
2 問題から解決までの一連のストーリー
3 主人公の結末で暗示される、なにかしらのテーマ
思いつきのレベルから、次の段階へ。
それは、各部を詰めて行くことではなく、
「練る」ことである。
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以下の3つの初期トライアングルが揃っていることを言う。
すなわち、ビジュアル、ストーリー、テーマだ。
もう少し詳しく書くと、以下である。
1 ストーリー(の一場面)を示す、面白いビジュアル
2 問題から解決までの一連のストーリー
3 主人公の結末で暗示される、なにかしらのテーマ
思いつきのレベルから、次の段階へ。
それは、各部を詰めて行くことではなく、
「練る」ことである。
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ストーリーの思いつきかた
前記事からの続き。
面白いビジュアル、
面白いストーリー展開、
変化で示す面白いテーマ、
この三つが同時に思いつくこと。
無理なら二つ同時で、残りひとつをひねり出す。
一つだけ思いつくだけでは、面白いストーリーにならない。
どういう形のレベルで思いつくとよいか、
その発展のさせかた。
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面白いビジュアル、
面白いストーリー展開、
変化で示す面白いテーマ、
この三つが同時に思いつくこと。
無理なら二つ同時で、残りひとつをひねり出す。
一つだけ思いつくだけでは、面白いストーリーにならない。
どういう形のレベルで思いつくとよいか、
その発展のさせかた。
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2015年04月05日
前半のリライトが多い理由
何故前半のリライトのほうが、
後半のリライトよりも多いのか。
それは最後まで書くと、ケツが定まるからだ。
そのケツが前半を書いているリアルタイムでは見えてなくて、
ケツに至るための最も適切な前半に、
なっていないからである。
続きを読む
後半のリライトよりも多いのか。
それは最後まで書くと、ケツが定まるからだ。
そのケツが前半を書いているリアルタイムでは見えてなくて、
ケツに至るための最も適切な前半に、
なっていないからである。
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【てんぐニュース】第一集〜第三集、リライト完了!
おまたせいたしました。
「てんぐ探偵」、第一集〜第三集リライト終了です。
これで、さらにテーマ性が分かりやすくなったかと思います。
旧原稿は別にカテゴリを分けて置き場をつくります。
(脚本論のリライト資料用に、こっちに引っ越すかも)
第四〜六の固有名詞変更などの細かい直しは、のちのちやります。
一応、主な変更リスト。
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「てんぐ探偵」、第一集〜第三集リライト終了です。
これで、さらにテーマ性が分かりやすくなったかと思います。
旧原稿は別にカテゴリを分けて置き場をつくります。
(脚本論のリライト資料用に、こっちに引っ越すかも)
第四〜六の固有名詞変更などの細かい直しは、のちのちやります。
一応、主な変更リスト。
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2015年04月04日
優れたドキュメンタリー
どういうものが優れたドキュメンタリーについては、
僕は専門家ではないから何とも言えない。
だけど、ストーリー的に優れたドキュメンタリーが、
淡々としたレポートよりも余程面白いということは分かる。
どこまで演出かやらせか、なんて議論が起こるのも、
ドキュメンタリーは本当か、という議論が起こるのも、
ストーリー的な演出がそこに入ることを意味する。
それはつまり、人はものごとを、
「ストーリー的に理解すると気持ちいい」のではないか、
という仮説に至るのだ。
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僕は専門家ではないから何とも言えない。
だけど、ストーリー的に優れたドキュメンタリーが、
淡々としたレポートよりも余程面白いということは分かる。
どこまで演出かやらせか、なんて議論が起こるのも、
ドキュメンタリーは本当か、という議論が起こるのも、
ストーリー的な演出がそこに入ることを意味する。
それはつまり、人はものごとを、
「ストーリー的に理解すると気持ちいい」のではないか、
という仮説に至るのだ。
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2015年04月03日
【てんぐニュース】リニューアルに先駆けてビジュアル先行公開!
本文リニューアルはまだですが、
トップ記事だけリニューアルしました!
切り絵方式ニューイラストをいくつか見れるようになってます!
話自体は同じなので、ものすごく新鮮ではないかもですが、
ガワのインパクトはマシマシだぜ!
トップ記事だけリニューアルしました!
切り絵方式ニューイラストをいくつか見れるようになってます!
話自体は同じなので、ものすごく新鮮ではないかもですが、
ガワのインパクトはマシマシだぜ!
【てんぐニュース】第一集〜三集のリライト、明日完成です
全国三千万の天狗ファンのみなさま、
最近リライトの記事が多かったのは、ずっとリライトしてたからです。
解説はまたやりますが、
発表は今夜ではなく、明日の夜までお待ちください。
最近リライトの記事が多かったのは、ずっとリライトしてたからです。
解説はまたやりますが、
発表は今夜ではなく、明日の夜までお待ちください。
物語は、単なるトラブル処理ではない
問題が起こる。
すぐに解決できない、一筋縄ではいかない問題だ。
解決を進めれば進めるほど事態の深刻さ、複雑さが明らかになり、
解決は一旦迷宮入りしたかのように思える。
だが、誰もが気づかなかった糸口に、
主人公だけが気づき、
鮮やかな解決を見る。
終わってみればなんてことないが、
それはまさにコロンブスの卵だ。
その鮮やかな逆転劇とともに、
主人公の名は永遠に刻まれるだろう。
さて、これだけでは映画にならないのだ。
何故だろう。
主人公の人間ドラマがないからである。
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すぐに解決できない、一筋縄ではいかない問題だ。
解決を進めれば進めるほど事態の深刻さ、複雑さが明らかになり、
解決は一旦迷宮入りしたかのように思える。
だが、誰もが気づかなかった糸口に、
主人公だけが気づき、
鮮やかな解決を見る。
終わってみればなんてことないが、
それはまさにコロンブスの卵だ。
その鮮やかな逆転劇とともに、
主人公の名は永遠に刻まれるだろう。
さて、これだけでは映画にならないのだ。
何故だろう。
主人公の人間ドラマがないからである。
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朝はアイデアを連れてくる2
必ずしも、朝に本質的なアイデアを思いつくとは限らない。
それが人というアナログな生き物だ。
やべえ、今朝は思いつかなかった、
そういう日もあるのだ。
革命的アイデアを思いつくことを期待して、
予定を組まないように。
それは切り株の前で待ち続けた猟師のような、
愚かなことだ。
それが人というアナログな生き物だ。
やべえ、今朝は思いつかなかった、
そういう日もあるのだ。
革命的アイデアを思いつくことを期待して、
予定を組まないように。
それは切り株の前で待ち続けた猟師のような、
愚かなことだ。