2015年04月12日

「シュール」は逃げに使われる

本当の意味でシュールを追求してる人は別として、
大抵の未熟な書き手は、
面白いことを書こうとして、
上手く出来なくて、
シュールに逃げて誤魔化すことが多い。

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posted by おおおかとしひこ at 14:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新キャラが出てくると、筆が止まる

序盤を除いて、
途中で新キャラが出てきたら、
途端に筆が止まり、長考に入ってしまうものだ。

これはとてもいい傾向だ。
何も考えずに書いていると筆は途中で止まる。
長考に入るのは、頭の中で準備を始めていることの証拠だ。

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posted by おおおかとしひこ at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月11日

雑談:農学部には、くさかんむりの名字が多い

木偏もか。
つまり、植物関係の名字が多いって話。

元々農家の家で、やはり農業の周辺に興味があるのだろう。
うちの大学の話なので、農大とかはどうか分からない。
山本とかも含むと更に増えそうだ。

名字はランダムではなく、
一族の歴史と関係がある。
明治に創作名字も沢山あったけど。

いや、今登場人物の名字で悩んでて、
農学部の友人がたしかこんなことを言ってたなって思い出して。


人物の名字にそんな歴史的リアルを混ぜこむのは、
リアリティーの構築に幾ばくか役に立つ。
posted by おおおかとしひこ at 18:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

○○の為には、△△の必要がある

中盤の最も多いパターンのひとつだ。

これがハッキリしていることを、
焦点がハッキリしている、ということの定義にしてよいくらいだ。

逆に、
これがハッキリしてないもの、
途中で忘れてしまう(分からなくなってしまう)もの、
そもそもそれだ、と思えないもの(何で?の疑問がつく)は、
焦点がハッキリしていない。

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ジャケ買いしたくなるタイトル

キャッチーでジャケ買いしたくなるタイトルは、
それだけで魅力的なものである。

「限りなく透明に近いブルー」
「いつかギラギラする日」
「太陽を盗んだ男」
「欲望という名の電車」
「永遠も半ばを過ぎて」

など、タイトルだけでおっ、となるものは引きが強い。
(中身がどうかまでは、この際問わない。
真ん中の三本の映画は見たけど、太陽を盗んだ男しか良くないです)

こういうタイトルは、どうやって考え出すのだろう。

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posted by おおおかとしひこ at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月10日

せっかくの感情移入をご破算にしないために

せっかく感情移入してても、
どこかで台無しになることがある。

どういう時?

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初心者むけの話:問題と解決と三幕構成

物語を、神の視点から眺めてみよう。

あるストーリーを、その登場人物の視点で眺めたり、
時々神の視点から見てみたりすることは、
あなたの中の物語的な感性を育てる。
結局それはどういうことなのか、という客観的な視点を持ったり、
その人の気持ちにガンはまりすることの、
両方の視座を同時に持っていることが、
書き手には重要だ。

ということで、物凄く遠くから見てみる。


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posted by おおおかとしひこ at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者むけの話:何倍も必要

年度が変わったので、初心者むけの話をしています。
ところが、とても本質的なことで、
書く以前のことの話です。

ガチ初心者は、びびるだけかもなあと思いながら書いてますが、
この程度でびびる人は、結局どこかで折れるので、
最初で淘汰してあげたほうが為になるかも。
(才能を育てるのは少数精鋭か、大量採用大量淘汰がいいか、という話)


ある分量の原稿を書くのに、
どれだけ考えてる?

ざっくり、数倍から十倍。

つまり、その原稿には、
考えたことの1/10ぐらいしか採用されていない、という話。

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posted by おおおかとしひこ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月09日

大岡式トライアングルメソッド

トライアングルメソッド、まとめ版。

まずこのみっつを埋めましょう。
   △大岡式トライアングルメソッド1.pdf

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初心者むけの話:人は脱線しやすい生き物だ

シナリオや小説や戯曲などの作劇や、
小論文や本を書くことやスピーチなどは、
何故、かように難しいのか。

一次元につくらなければならないのに、
人の思考はすぐ脱線するからだと、僕は考える。

つまり、人の思考は一次元ではない。

脱線しがちな人の思考(それは作者自身も、観客も)を、
ひとつの一次元に集中させることが、
そもそも難しいのである。

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posted by おおおかとしひこ at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者むけの話:自分の作品を客観視できるか?

これはとても難しい問題。
プロでも難しい。
シナリオを書くだけでなく、
オシャレとか、発言とかにも通ずる話。

そもそも、あなたは他人の作品を客観視出来てるか?
自分の、よりも本当はそっちが出来てるかどうか、
なんじゃないか?

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posted by おおおかとしひこ at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初心者むけの話:文字数の話

脚本や小説を書いたことない人は、
文字数が気になるものだ。何文字ぐらいで書けばいいのだろうかと。

日本語の文章は、小学校で習った、原稿用紙が基準だ。
(コンビニとかにあるかな)
脚本の世界も小説の世界も、今はwordなどで入稿しているが、
それでも「原稿用紙○枚相当」を基準にしている。

ということは、原稿用紙に書いてみるのが一番いい。
まずはショートを書いてみて、「原稿用紙の感覚をつかむ」のをオススメする。
車幅感覚をつけるのは、今後大作に挑むのにいい練習だ。

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posted by おおおかとしひこ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【てんぐニュース】パス制にしました

なんか変なアクセスが増えたので、
しばらくパス制にします。
パスワードはのちほど。
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2015年04月08日

トライアングルシートの活用

このあと、大岡式トライアングルメソッドをまとめた、
シートをアップします。

これを眺めていて、
二方向の代表的なものの基礎になっていることに気づいた。

企画書(または予告編)と、プロットの両輪だ。

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posted by おおおかとしひこ at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「見たことのないビジュアル」は存在するか

よく言われることだ。
見たことのないビジュアルが大事だと。
ビジュアルインパクトが大事だと。
分かりやすく斬新なビジュアルが大事だと。

そんなものがポンポン生まれる?

あるいは、既存のものと既存のものの組み合わせがアイデアだとも言う。
それも本当かなあ。
ただ組み合わせりゃ良いってもんじゃ、ないよね。

ビジュアルの正解の話。

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2015年04月07日

ストーリーの思いつき方(まとめ)

「素晴らしいストーリーに欠かせない3つのもの」
から「ストーリーの思いつきかた4」までの、
一連の議論を図にまとめてみた。

これ、結構分かりやすいので、
「大岡式トライアングルメソッド」と命名。
この名前を明記する限り、自由に使っていいぞ!

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posted by おおおかとしひこ at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愚者の改訂と賢者の改訂2

愚者の改訂の原因は、
「ものごとをどうやってつくるか」を知らないことそのものにある。

大抵は手遅れで、にも関わらず、
「簡単な所を直すだけで、ものすごく大きく直せることがある」
という魔法があると思い込むことだ。

賢者は、ものごとはどうやってつくられるか知っているから、
その段階で決めるべきことは、
その段階で確定し、練っておく。

賢者の改訂は、先読みをする先手だ。
愚者の改訂は、後だしの手遅れのつじつま合わせだ。


世の中の詰まらない映画やドラマやCMの原因は、
愚者の改訂のせいである、と断言してみる。
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構成の話:カードの並び替えから立ち上がってくるもの

先日の第一集〜三集の15話ぶんのリライトで、
構成ごと変えるために、
久しぶりにカードの並び替えをやった。

カードは慣れると頭の中で出来てしまうので、
最近あまり使ってなかったけど、
複雑なもののベストの並び替えを試すには優れた道具だ。

これをやったので思い出したことがある。
「カードに書かれていない要素を見つけることが、
並び替えの真の意義だ」ということだ。

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posted by おおおかとしひこ at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーの思いつきかた4

初期のトライアングル(ビジュアル、ストーリーの流れ、テーマ)
が練られて、
なおかつ色々なディテールが爆発的に生まれてきて、
小康状態になってきたら、
ログラインを書いてみよう。

ログラインを難しく考える必要はない。
次の形式で書いてみよう。

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デジタルは人を幸せにしない:ふと出会えない

電子書籍の欠点に気づいた。

古本が出回らないことだ。

我々はふと、未知の何かにぶち当たることが、
電子書籍では出来ないのだ。
未知との出会いこそが、本であり知識の本質だ。
古本屋は、その出会い喫茶である。

僕は京都の学生時代から、古本屋にお世話になっている。
あの匂いも雰囲気も大好きだ。

手に取り、自分に意味があるかどうかを考えたり、
何度も手に取るからには気になるのだろうと思ったりする時間が、
電子書籍にはない。
ということは、電子書籍と「出会う」機会は永遠に来なさそうだ。


本当にデジタルは人を幸せにするのか?
人を合理的にするには便利な道具かも知れないが、
人を幸せにするのだろうか?
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2015年04月06日

ストーリーの思いつきかた3

初期トライアングル、すなわち、
ビジュアル、ストーリー、テーマの三つが練られてきたら、
次に何をすべきだろう。

三幕構成?ログライン?
それはまだ早い。
「何故この話に引きつけられるのか」を考えるとよい。

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posted by おおおかとしひこ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愚者の改訂と賢者の改訂

何故リライトが失敗しやすいのか。
何故最初は面白かったものが、
改訂を重ねるたびに詰まらなくなって行くのか。
良くすることが目的の筈なのに。

それは、愚者の改訂をしてしまうからだ。

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ストーリーの思いつきかた2

「ストーリーを思いついた」とは、
以下の3つの初期トライアングルが揃っていることを言う。
すなわち、ビジュアル、ストーリー、テーマだ。

もう少し詳しく書くと、以下である。

1 ストーリー(の一場面)を示す、面白いビジュアル
2 問題から解決までの一連のストーリー
3 主人公の結末で暗示される、なにかしらのテーマ


思いつきのレベルから、次の段階へ。
それは、各部を詰めて行くことではなく、
「練る」ことである。

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posted by おおおかとしひこ at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーの思いつきかた

前記事からの続き。

面白いビジュアル、
面白いストーリー展開、
変化で示す面白いテーマ、

この三つが同時に思いつくこと。
無理なら二つ同時で、残りひとつをひねり出す。
一つだけ思いつくだけでは、面白いストーリーにならない。

どういう形のレベルで思いつくとよいか、
その発展のさせかた。

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素晴らしいストーリーに欠かせない3つのもの

1 面白そうなビジュアル
2 引き込まれて、引きつけ続けられる展開
3 主人公の変化に影響されること

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「やりたいこと」は作劇の害悪だ

何故なら、客観性がないからだ。

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2015年04月05日

何を言うべきか

テーマを決めることが、
実は創作物語をつくる上で、
最も難しいことだと僕は思う。

他が何かの物真似だとしても、
これだけはオリジナルでなければならないからだ。

言われてみれば確かにそうだという、
しかも新鮮なテーマを見つけるのは、
容易ではない。

そこで、トレーニングのやり方を紹介してみたい。

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posted by おおおかとしひこ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クライマックスのリライト

前記事のつづき。
前半戦のリライトが多いのは、
ケツが確定しているときだ。
しかし、クライマックスを直したくなるリライトもある。

そのケースについて。

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posted by おおおかとしひこ at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前半のリライトが多い理由

何故前半のリライトのほうが、
後半のリライトよりも多いのか。

それは最後まで書くと、ケツが定まるからだ。

そのケツが前半を書いているリアルタイムでは見えてなくて、
ケツに至るための最も適切な前半に、
なっていないからである。

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posted by おおおかとしひこ at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最初の方ほどリライトする

経験則。

一幕なんて全直し。
二幕は半直し。
三幕ちょい直し。

そんな感じ。
どうしてそうなるのだろう。

「てんぐ探偵」第一話のリライトで見てみよう。

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posted by おおおかとしひこ at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする