「素晴らしいストーリーに欠かせない3つのもの」
から「ストーリーの思いつきかた4」までの、
一連の議論を図にまとめてみた。
これ、結構分かりやすいので、
「大岡式トライアングルメソッド」と命名。
この名前を明記する限り、自由に使っていいぞ!
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2015年04月07日
愚者の改訂と賢者の改訂2
愚者の改訂の原因は、
「ものごとをどうやってつくるか」を知らないことそのものにある。
大抵は手遅れで、にも関わらず、
「簡単な所を直すだけで、ものすごく大きく直せることがある」
という魔法があると思い込むことだ。
賢者は、ものごとはどうやってつくられるか知っているから、
その段階で決めるべきことは、
その段階で確定し、練っておく。
賢者の改訂は、先読みをする先手だ。
愚者の改訂は、後だしの手遅れのつじつま合わせだ。
世の中の詰まらない映画やドラマやCMの原因は、
愚者の改訂のせいである、と断言してみる。
「ものごとをどうやってつくるか」を知らないことそのものにある。
大抵は手遅れで、にも関わらず、
「簡単な所を直すだけで、ものすごく大きく直せることがある」
という魔法があると思い込むことだ。
賢者は、ものごとはどうやってつくられるか知っているから、
その段階で決めるべきことは、
その段階で確定し、練っておく。
賢者の改訂は、先読みをする先手だ。
愚者の改訂は、後だしの手遅れのつじつま合わせだ。
世の中の詰まらない映画やドラマやCMの原因は、
愚者の改訂のせいである、と断言してみる。
構成の話:カードの並び替えから立ち上がってくるもの
先日の第一集〜三集の15話ぶんのリライトで、
構成ごと変えるために、
久しぶりにカードの並び替えをやった。
カードは慣れると頭の中で出来てしまうので、
最近あまり使ってなかったけど、
複雑なもののベストの並び替えを試すには優れた道具だ。
これをやったので思い出したことがある。
「カードに書かれていない要素を見つけることが、
並び替えの真の意義だ」ということだ。
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構成ごと変えるために、
久しぶりにカードの並び替えをやった。
カードは慣れると頭の中で出来てしまうので、
最近あまり使ってなかったけど、
複雑なもののベストの並び替えを試すには優れた道具だ。
これをやったので思い出したことがある。
「カードに書かれていない要素を見つけることが、
並び替えの真の意義だ」ということだ。
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ストーリーの思いつきかた4
初期のトライアングル(ビジュアル、ストーリーの流れ、テーマ)
が練られて、
なおかつ色々なディテールが爆発的に生まれてきて、
小康状態になってきたら、
ログラインを書いてみよう。
ログラインを難しく考える必要はない。
次の形式で書いてみよう。
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が練られて、
なおかつ色々なディテールが爆発的に生まれてきて、
小康状態になってきたら、
ログラインを書いてみよう。
ログラインを難しく考える必要はない。
次の形式で書いてみよう。
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デジタルは人を幸せにしない:ふと出会えない
電子書籍の欠点に気づいた。
古本が出回らないことだ。
我々はふと、未知の何かにぶち当たることが、
電子書籍では出来ないのだ。
未知との出会いこそが、本であり知識の本質だ。
古本屋は、その出会い喫茶である。
僕は京都の学生時代から、古本屋にお世話になっている。
あの匂いも雰囲気も大好きだ。
手に取り、自分に意味があるかどうかを考えたり、
何度も手に取るからには気になるのだろうと思ったりする時間が、
電子書籍にはない。
ということは、電子書籍と「出会う」機会は永遠に来なさそうだ。
本当にデジタルは人を幸せにするのか?
人を合理的にするには便利な道具かも知れないが、
人を幸せにするのだろうか?
古本が出回らないことだ。
我々はふと、未知の何かにぶち当たることが、
電子書籍では出来ないのだ。
未知との出会いこそが、本であり知識の本質だ。
古本屋は、その出会い喫茶である。
僕は京都の学生時代から、古本屋にお世話になっている。
あの匂いも雰囲気も大好きだ。
手に取り、自分に意味があるかどうかを考えたり、
何度も手に取るからには気になるのだろうと思ったりする時間が、
電子書籍にはない。
ということは、電子書籍と「出会う」機会は永遠に来なさそうだ。
本当にデジタルは人を幸せにするのか?
人を合理的にするには便利な道具かも知れないが、
人を幸せにするのだろうか?