2015年04月14日

同調すること4:感情移入

深い同調が感情移入である、という単純な理解でよいか?

感情移入を邪魔する要素から考えよう。

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posted by おおおかとしひこ at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること3:同調、共感、感情移入

同調、共感、感情移入を分けて考えよう。

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posted by おおおかとしひこ at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同調すること2:見世物小屋と同調

同調こそが物語の愉しみである。

同調と感情移入は微妙に違うが、
それを置いておいても、
同調が上手くいくと物語は成功する。

同調とは、他人の言動を見て、その中に視点を動かすことだと思う。
その人が何を考え、どう感じているか理解しているうちに、
いつの間にかその人の中に入り、
自分の気持ちのように感じることだ。

その部分集合は、
同情、人が飯を食ってたら自分も食いたくなる、
AVを見る行為、踊りを見て踊りたくなること、
歌や音楽を聞いてその気分になること、
などが含まれている。
(CMソングは手軽に同調を起こすテクニック)

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posted by おおおかとしひこ at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画と天気の話

どれくらい天気のことを意識して、
脚本を書いているだろう。

デフォルトは晴れだろう。きっと。
しかし日本の天気はそんなに晴れない。

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posted by おおおかとしひこ at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画と小説の違い:映像で現せないシリーズ

小説では普通に書くけど、映像で現せないシリーズ。
思いつくままに書いてみよう。

この習慣は欠かしたことがない。
あるべき場所にその椅子はなかった。
彼と彼女は別れて半年になる。
その嘘を彼は見破った。
まだ乾いていない。
いつもより多かった。
感触でそれは分かる。
そんなこと、聞いたこともない。
猫のなき方で、彼女には分かったのだ。
彼はゾーンに入った。
偶然の一致に過ぎず、特に意味はない。

これらは、映像だけで示せない。
その言葉(台詞)がないと分からない概念だ。
映像は、小説に比べて不自由だ。
部分集合かも知れない。

逆に小説は、これらの地の文が強力すぎて、
文に溺れて話を見失いがちかも知れない。
(大したことない話を大袈裟に盛れる)
posted by おおおかとしひこ at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする