2015年05月01日

脚本添削2015その1:まずは印象批評から

さて、二周年記念、脚本添削スペシャル2015、開幕です。

今回の応募者は昨年に引き続き、ほらさんです。
「流星の侍」から一年。
果たして今回、どんなお話を仕上げてきたのでしょう。
タイトルは「ヘッド・バッド・ティーチャー」。
教師もの?不良もの?
まずは作品をじっくり読むとしましょう。みなさんはどう思うでしょうか。
HEAD BAD TEACHER.pdf

まずは印象批評から。


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posted by おおおかとしひこ at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】映画「いけちゃんとぼく」OA

キー局ではないですが、地上波でOAがあった模様。
CMを入れるタイミングを決めるロール分けを先日やったので、
OAがあることは知ってたのだが、その時点では決まってないようだった。
編成からの情報があれば知らせてね、って担当に念を押しといたのだが、
僕には知らされずじまい。ぷんすか。

そういう訳で時間帯も地方も分からんのですが、
見てくれた方はありがとうございます。
サイバラ漫画の映画化したものの中では、
一番サイバライズムと僕の考えを上手く融合させたと思っています。

ただ、もっと上手く出来た筈だ、
と僕はずっと自分を責めていて、
それがこのブログを書く動機になっていたりします。
次回作こそもっと完璧なものを。
そう思って、修行を続けています。

良かったらDVD買ってください。
4935円の定価で買うと、3.5%の173円ほど僕に入ります。
1万人買ったって平均年収に及ばないけれど、
しかも今DVDは8万部売れたら大ヒット扱いだけど、
しかも僕は会社員なので全額会社に入るけれど、
僕の心の励みになるので。
posted by おおおかとしひこ at 16:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これは、何かの為になっているのである

そう思うことで、あなたは存分に筆を振るえるようになる。

逆に、何のためにもなっていない話を書くのは、
最初は良くても苦痛になってゆく。

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posted by おおおかとしひこ at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連続して書くこと

当たり前だけど、
一次元である物語を書くときは、
頭から順番に、最後まで連続して書く。
多少前後して直しながら書いたとしても、
頭から順番に連続して書いているという意識は同じだ。

しかし、リライトに入ったとき、
それをいともあっさり忘れてしまうのだ。
何かの都合でストーリーラインをねじ曲げ、入れ替え、
変更したりすることで、
失われやすい感覚がある。

連続して書いている、というごく当たり前の感覚である。

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posted by おおおかとしひこ at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テーマから逃げるな

自戒を込めて書いておく。
そのテーマを書くと決めたら、
そのテーマに関して、徹底的に掘り下げるべきだ。

それを書ききれないことを恐れて、
小さくまとめがちな、適当に濁しがちな自分を殺そう。

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posted by おおおかとしひこ at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロデューサー達と我々は動機が違うことに気づいた

我々は何故脚本を書くのだ。

世界を変えるほどの新しい文学をつくり、
人々を驚かせ、楽しませ、笑わせ、泣かせて、
人類の進歩に貢献したいからだ。
それまでの歴史を上書きし、更なる高みを追求したいからだ。
人間とはこのようなものである、という新しい像を彫り込みたいからだ。

しかし(不景気の)今、
書きたい我々と、映画やドラマを提供するプロデューサー達とは、
動機が違うのではないか、と気づき、少し絶望している。

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posted by おおおかとしひこ at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする