昔はもっと、
下らないものは世に出られなかった気がする。
勿論せっかくよかったのに死んだものもあった気がする。
淘汰圧が下がり、
どんなものでも生きることが許されている気がする。
僕はもっと面白いものを見たいし、
詰まらないものは淘汰したい。
だが人々が最近淘汰に慣れていないのか、
詰まらないものを詰まらないと言うと、
悪口とか名誉毀損だとびびるのだそうだ。
黒いものを黒いと言うことは悪口でも何でもない。
フラットな評価だ。
最近の映画もテレビもCMも詰まらないし、
「バードマン」も詰まらなかった。
淘汰せよ。
デジタルになって、何もかも生き残るようになった。
一族郎党皆殺し。そういうのを見なくなった。
炎上ぐらいか。炎上は本質と違う所でも起こるのが問題だけど。
詰まらないものを淘汰せよ。
それは、詰まらないものを詰まらないと言うしかない。
なんでもかんでも詰まらないと僕は言っていない。
ちょいちょいいいものについても書いている。