カット割の基本は他にもある。
引き絵、人のアップと切り返しが基本だとすると、
他の寄りだ。
手元のアップ、その人が見たもののアップなどだ。
これが何故脚本と卵と鶏の関係になっているのだろう。
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2015年05月14日
何故切り返しが映画に本質的なのか?
「切り返し」とは、
例えばテニスの試合を想像してほしい。
選手Aと選手Bのアップのカットがあり、
全体をとらえた引き絵(中継では俯瞰目が多い)がある。
これがテニスを表現する、最小限のカット割だ。
この時、AとBのアップ(サイズは顔一杯でも全身近くでもいい)
を交互に繰り返すことを、
「切り返し」という。
(ハリウッドではカットバックというが、
シーンAとBの同時進行もカットバックというので、
同シーン内のカットバックで、AのBアップ限定を切り返しだと思うとよい。
ちなみに切り返しは日本映画の用語だが、
人物と人物以外でも、切り返しと言ったりする。
人物と人物の切り返しに見立てる為だ)
これが何故映画にとって本質的なのか。
それは、脚本と密接な関係があるのだ。
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例えばテニスの試合を想像してほしい。
選手Aと選手Bのアップのカットがあり、
全体をとらえた引き絵(中継では俯瞰目が多い)がある。
これがテニスを表現する、最小限のカット割だ。
この時、AとBのアップ(サイズは顔一杯でも全身近くでもいい)
を交互に繰り返すことを、
「切り返し」という。
(ハリウッドではカットバックというが、
シーンAとBの同時進行もカットバックというので、
同シーン内のカットバックで、AのBアップ限定を切り返しだと思うとよい。
ちなみに切り返しは日本映画の用語だが、
人物と人物以外でも、切り返しと言ったりする。
人物と人物の切り返しに見立てる為だ)
これが何故映画にとって本質的なのか。
それは、脚本と密接な関係があるのだ。
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