2015年06月30日

【風魔】【追悼】うえだひでひと監督

たった今、うえだひでひと監督が亡くなったことを知りました。
OVA版「風魔の小次郎」の監督です。
なんの面識もないですけど、風魔つながりでちょっと凹んでます。
一方的に、同じ釜の飯を食ったような親近感を持っていました。

OVA版を見たのはVHSレンタルだったと思います。
勿論、ドラマ版をやるに当たって聖剣編までは全部見ました。
林を走るときの表現が好きで、真似したものです。
勿論実写じゃ無理な表現でねえ。
サスケ外伝とか幻魔大戦に似た演出があったかも、と改めて思います。

wikiを見たら、ほんとうに色んな作品に携わっていた大先輩で、
ドテラマンより前まで、全部僕はリアタイで見てたくちです。

才能がひとつ星になるたびに、心が痛みます。

まさかガッチャマン2の羽手裏剣と、項羽の青い羽が同じ演出家だとは。
風魔のときはさぞ楽しんでやられたことでしょう。
おつかれさまでした。
赤羽でも影羽でもコンドルの羽でも、自在に飛ばしてください。
天国で、実写版の感想を聞くのを楽しみにしています。
posted by おおおかとしひこ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんで名作って最初のちょっとで分かるんだろうね

凄く深く考えたことが、
すでにベストの形で整理されてて、
しかもどう一音目を出すか、
計算され尽くしてるからではないかなあ。

書きながら作っていては、こうはならないよね。
練りまくって練りまくって、
リライトをきちんとやって整えた、
雑味のないスープみたいだからだよね。

自分の書くものもそうありたいです。
posted by おおおかとしひこ at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

起承転結の要素はみっつ

起承転結の要素は、4つじゃない。
3つ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美男美女じゃなくても3

自分の例を書いておく。
「自主映画出身の監督は、
何故原田知世、麻生久美子、深津絵里が異常に好きなのか?」
という問いを15年ぐらい前に立てたことがある。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美男美女じゃなくても2

もう少し書き手の内面に立ち入ると、
美男美女を書きたくなるのは、
自分の劣等感の裏返しだ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美男美女じゃなくても

それは面白い話だろうか?

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月29日

面白い話を書くなんて簡単だよ

まず面白いことをしろ。
それから面白い発展をさせろ。
次に意外なことが起こる。
それを落とせ。

以上。これが最も簡単な、起承転結という構造だ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロットてなんだ

目的と行動と結果を、一連にしたもの。
主人公を中心に、脇の登場人物についても書く。

それらが矛盾なく、作品上の時系列として一直線に並んだもの。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「次の日」と「直後」は違う

あるシーンで落ち着いて、
次のシーンで事件が起こるとする。

それは次の日だろうか。
その直後(たとえば5分後、15分後、30分後)だろうか。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人間には色々いる

こういう人間を書き分けられたら、一人前。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月28日

リライトのコツを三題噺でたとえてみる

とある話をリライトすることにしよう。
それは、(A、B、C)の三題で書かれた話だとしよう。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 16:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書く前に失敗するパターンは分かる

さあ書こう。
ちょっと待って、これ失敗するパターンやで、
と長年の経験から分かるものがある。

いくつかを挙げてみよう。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネット時代になって、物語の力が落ちた

と僕は考えている。
物語の力そのものは落ちてないかも知れないが、
物語を受けたり口コミで広げる力が落ちていると考えている。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何も知らない人にポンと出すこと

それで引き込めるかどうかは、
なかなかに難しい。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人工知能に描かせた絵は、何故気持ち悪いのか

グーグルが開発した、人工知能が描いた絵を見た。
統合失調症の人の絵に酷似している。
アウトサイダーアートにも似ている。
両者の相似点はなんだろう。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【日記】Jwaveハングアウト615

まさかの大学の同級生尾原くんがゲストで、
しかも風魔トークとはびっくりやわ!
宇野さんも見ててくれ、面白かったと言ってくれてちょっと嬉しい。
ただの日記でした。面白いことがあるもんですね。
posted by おおおかとしひこ at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月27日

終わらせたくない思い

書く行為も後半になってくると、
世界に慣れ親しんだので、
終わらせるの嫌だなあと思う心理がやってくる。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

作家のテーマ

という場合、作者が書こうとした本質のことを指すことが多い。
彼は生涯父と子の確執をテーマとした、などのように。

大岡式には、これはモチーフと言うべきなのは、
これまで読んでいる人には了解できると思う。


続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

少しずつ尺を伸ばしていく

30秒で面白いことが出来るようになったら、
次は1分で。
次は3分で。
次は5分、10分、15分、30分、
1時間、90分、2時間。

伸ばしていくのは、わりとポピュラーな練習法だ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その長さ分、あなたは人を引き付けられるのか

脚本が書けない、という多くの初心者は、
そもそもその時間分話をして、
人を引き付けられる能力があるのか、
ということから考えるべきである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美味しい所からはじめて、ちょっと前に戻る

インパクトがあったり、
イコンになるような場面をオープニングに持ってきて、
そのちょっと前に時間を戻す書き方。

名前のついたものではないけど、
よく見る構成パターンのひとつだ。
「アイアンマン」とかそうだった。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

ラフと仕上げ

なにごともそうだけど、
ラフの状態からはじめて、仕上げにいたる。

しかし、仕上げを一度もしたことのない人は、
ラフだけをいくらやっても無駄である。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストレートな人間ドラマは難しい

人間ドラマは、実は一番難しいと思う。
人間の悩みは、
たいてい他人にとって、とるに足らない小さなものだからだ。
逆に誰もが深刻に悩むようなことは、劇的な解決はまだ発見されていない。

つまり、問題と解決の設定が難しいのである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

悪夢

キューブリック監督作品、「シャイニング」は、
見るべき映画の一本だが、
物書きにとって恐るべき悪夢が描かれているシーンがある。

以下ネタバレにつき。


続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月25日

すず発言に便乗して、スタッフが何をしてるか解説する

スタッフが何をしているか、知っておくべきこと。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

逆算のこと3:三題噺

このあたりを自得するには。

江戸時代のやくざだけ残して、
別の話を持ってくる機転を利かせるには。

三題噺で鍛えるのが効果的だろう。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

逆算のこと2

おそらく、脚本家以外の、
全ての素人(ほとんどの、プロデューサー、製作委員会、俳優もふくむ)
が、この逆算を知らないと思う。

逆算から見て最後の最後のかざりつけ、
世界観やキャラのことを、
映画の面白さと勘違いしているのである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

一言で示すこと

これが簡単に出来たら楽なもんだ。
それが難しいから、ストーリーは難しい。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脚本家監督どちらもなるには

という検索ワードで来た人がいたので記しておく。

二時間映画の脚本を最低5本、出来れば10本。
あと自主製作映画(5分以上)を3本。出来れば5本。
この基礎を学生のうちにやってから、
業界に入って助監督。
あとはデビューのチャンスを勝手に掴め。

養成所はない(かつてはCM演出部が良かったが今はそうではない)。
自分で掴め。
いざ掴んだときに備えて、基礎をやっておけ。
助監督をしながら更に企画を続けて、身長分原稿を書け。
3年、5年、10年続けて芽が出ないなら、
諦める準備もしろ。賞も出せ。
茨道しかないぞ。

面白い脚本を書く方が、自主製作映画を作るより楽だから、
一人で出来るはずだ。
仕事を覚えながらたっぷり書け。
このブログはそういう人の為に書いている。

俺ですらコツコツ書いてる。ものになるかどうかは運次第だ。
健闘を祈る。
結局は、才能、努力、時の運だ。
posted by おおおかとしひこ at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリーは前進しているか?

脚本の教科書によく書かれる、「話が前に進む」ということば。
僕には違和感がある。日本語ではそういう言い方をしない。

話が次にいく、とか、次にすすめる、とか、次の段階、とか、
「次」を意識した方がいいと思う。

前はない。未来は前からやって来るようにも思えない。
(後ろはある気はする)
車に乗ったり馬に乗ったりする民族の感覚だと思う。

我々日本人は、住んでるところにお天道様が「来る」イメージかな。
未来は行くもんじゃなくて、来るもんだ。

英語と日本語でイクが逆になる(I'm coming)のと、同じ現象だね。
posted by おおおかとしひこ at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

逆算でつくるとはこういうこと

まず、解決の瞬間を思いつく。
ドラマティックなクライマックスのラストだ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストーリー受難の時代か

某原稿に書いたこと。

TVCMの敵は何か?
他社CM?尿意?他の面白番組や映画?ネット?
違う。
「せっかく見たのにガッカリ」ではないだろうか?

最後まで見て、落ちが来たときにつまらなかったら、
目も当てられないのではないか?

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月23日

激動のコントロール

物語は変化のことだ。
前の状況と今の状況が変わり、また次の状況を変えて行こうとすることだ。
その変化幅が大きいものを、激動という。
そして、それが理想である。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひとつの考えで貫かれていること

一気書きをせずに飛び飛びで書いたり、
直しをしまくったものは、
大抵良くない。

それは、継ぎはぎだからだ。
なんの継ぎはぎか。
「別々の考え方の」継ぎはぎなのである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カップルをイチャイチャさせたいのなら

男女カップルだろうが801的なものだろうが、
百合的なものだろうが、
「カップルのイチャイチャを見たい欲望」は、
物語と相反することについて、
これまで何度か指摘してきた。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月22日

冒頭の研究

ドラマ「風魔の小次郎」は、僕と市野監督が二話ずつ交代で監督しているのは、
知っていると思う。
冒頭のやり方が、この二人でまったく違うことに気づいた。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名作の研究のしかた

まず名作を見よう。なんでもいい。
大好きで研究に値するものがいい。

それを、分解していくのである。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「脚本の書き方」には二種類あります

俳句の書き方には二種類あります。
1. 5、7、5の17文字で書いて、季語を入れること。
2. あとは好きなものを好きなように詠め。

1はすぐ教えられ、マスターできますが、
2は一生かかるものです。
1を形式、2を内容ということにしましょう。

「脚本の書き方」も同じです。



続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月21日

一万時間仮説

また雑談。
何事も一流になるには、一万時間の練習が必要なのだそうだ。仮説だけど。
一日3時間としても、10年かかる。
十年大成という中国拳法の格言は正しいのだなあ、
と感心していた。

ところで、一日一時間なら、30年かかる。
俺がストーリーとは何だと考え始めたのが16のとき。
三時間もやってねえから一時間ぐらいかなあ、と考えていたら、
もうすぐ30年だ、と気づいた。
ほんとに一流になれてるかね。
ストーリーに関しては、今のへっぽこCM業界では一流か。


一万時間、練習する気があるか?
人生と引き換えだぜ。(一日十時間で千日。学生なら可能か)
ここで戻っても誰も責めない。
それぐらい険しい道だと、自分でも思う。
posted by おおおかとしひこ at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

手で持てる話2

これは雑談だけれど。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

空洞化、もしくはドーナッツ化

脚本論じゃなくて呟き。

どんな素晴らしい組織でも、
長いこと経つと、中央の幹は腐り、
ただ栄養をぐるぐる回すだけになり、
周辺にひこばえが生えるようになるのだろうか。

若い芽は、中央からではなく、
ひこばえから出るのだろうか。

テレビのひこばえは何だろう。
ゴールデンに対しての深夜帯が、BSが増えたぶん分からなくなった。
ニコ動やつべやユースト?

ひこばえって大きくなるの?
(山の中などで人の剪定を免れれば、
大きく育ち、主幹に変わるそうです)
日本映画のひこばえは何だろう。
一昨日から、そんなことをずっと考えている。

いまだに会社組織のことがよく分からなくて、
人の組織のことがよくわからない。
それと、僕がつくるべきストーリーとの関係がよくわからない。
posted by おおおかとしひこ at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フラッシュバックの挿入(基本型)

このワードで検索してきた人がいるので、
基本型を書いておく。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大団円を書こう

映画はハッピーエンドがいい。
二時間付き合わされてバッドエンドは気分が悪い。
どうせなら、満足の行く「次の世界のあり方」を見て劇場を出たい。

それは、大団円のことだ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなたは一番何を練習しましたか?

今死んで神様が来たとして、
あなたはこの質問になんと答えるだろう。

絵の練習よりも、歌の練習よりも、シュート練習よりも、
人付き合いの練習よりも、
僕はストーリーの練習をしました、
と言えるだろうか。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月20日

最後まで書けないのは漫画ばかり読んでるから?

漫画を読まない人で、脚本を書こうという人なんて殆どいないだろう。
誰もが漫画の影響下にある国が日本かもだ。

ところが、漫画に夢中になればなるほど、
脚本に悪影響があるのでは、
ということに気づいた。

何故なら、「うまく完結する漫画は稀」だからだ。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

手で持てる話

また感覚的な話だけど。

手に何も持たず散歩しよう。
外部記憶としてのケータイやメモ帳禁止。
体がほぐれた頃、歩きながら、
あるお話(あなたの創作でもいいし、既存でもいい)を、
架空の誰かに向かって説明してみよう。
頭から尻まで演じるのではなく(一部演じてもいい)。

どんな話でも、5分程度で説明するだろう。
歩きながらだと複雑な説明は出来ないからだ。

それを、「手に持てるレベルのおはなし」と呼ぶことにしよう。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「書く道具」について、また考える

ここ10本ぐらいの記事の中で、
唯一「そこへ、全員を連れて行け」だけが、
キーボード入力、他は全部スマホ入力。

キーボードのほうが「きれいな」文章になってて、
スマホのほうが「整理されてない、雑な、話ながら書いてる」文章になってる、
気がします。

スマホだとやはり「、」が多くなる。
考えながら、というテンポに近いんですな。
話し言葉だとすると、音読してみると内容が理解出来るかも。

キーボードはパソコン画面が広いから、
一覧しやすく訂正もやりやすい、
のも関係してる気がする。


スマホは頭から出てくる話し言葉で、
手書きは体から出てくる感じがする。
雑感でした。
posted by おおおかとしひこ at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月19日

監督なんてたぶん自閉症だよ

リアルで上手く人と関われなくて、
上手く笑顔で朗らかでいられなくて、
喜んで何でも出来なくて。

だから、架空の世界のことでだけ、リアルと関われるんだ。
架空の世界の中でだけ、自分は生きられるんだ。
その架空の世界のことでだけ、人と熱く話せるんだ。
架空の世界は、そんな奴らにとって世間と繋がる窓なんだ。

多分それは自閉症に似ている。
たまたま世界と繋ぐ鎖が、架空の物語だっただけだ。
重い自閉症の世界までは分からないけど、
この鎖や錨が切れたことを想像すれば、
容易にそこへ流されそうな想像は可能だ。
架空の物語に夢中だった自分と、自閉症の世界は地続きだと思っている。
その先の僕も、ずっと地続きだと思っている。
だから創作は叫びなんだよね。
私をわかってほしいっていう、血の流れるような叫びなんだよね。
ただ、一方的な叫びは、リアル世界では気持ちわるがられるだけだ、
というルールがあるだけで。
アマチュアからプロになるには、そのルールで闘える力を身につける(自力で)
ってことでもある。

僕は、そんな人達の代表選手の一人のつもりで、
今日も窓に何かを投げかけようとしている。
そこでしか世界と関われない人たちに、かつて僕が受けた恩を返して、
ついでに歴史を更新したいと企んでいる。
上手く行ってるかどうかはまた別だけど。


最近感傷的なのが多いのは、俺死ぬのか?
まあ、作品を作り終える度に、簡単な死を迎えるよね。
そしてまた再生して次回作をつくる。
作り続ける人生って、そんな感じ。
posted by おおおかとしひこ at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

構成とは、こういうこと

先日の編集で、これはいい例だと思ったのでメモ。

あなたの年表をつくる例題。

続きを読む
posted by おおおかとしひこ at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【てんぐニュース】九集を土日で、なんとかするっ…!

本日未明から怒濤の更新が来ているのは、
明け方まで一人編集をしており、
吐き出し待ちからハイテンションになっているためです。
そのお陰で、45話のラストピースの言葉がはまりました。

リライトできそうです。
月曜には発表できる…かもっ…!
圧倒的…リライトの結果…!
posted by おおおかとしひこ at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする