2015年06月10日

目的がない人が目的を持つ

人生ではよくあることだが、
物語のなかでこれはない。

目的といっても、いつかミュージシャンになるとかではない。
物語のなかでは、「家賃を払う」ぐらいの小さなことでよい。
その目的を外的目的という。

物語は、外的目的を持った人物が、それを果たすまでを描いたものだ。
それが果たされたことが絵で示せるものを外的目的という。

外的目的が最初なくて、どこかで外的目的が発生するパターンはあるか。

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posted by おおおかとしひこ at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

二幕は、「ふつうそうする」を考えよ

二幕はほんとに困る。
問題の自分への無茶ぶりだ。
解決法を考えているべきだし、ゴールも決まっているのだが、
そこへ至る道筋を面白くするにはどうすればいいか分からないものだ。

こういうときは素直に戻るのがいい。
ふつうどうする?と。

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posted by おおおかとしひこ at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

創作とは嘘である

嘘の世界は、たったひとつの真実、テーマの為にある。

リアリティーが真実だと履き違えるやつがいる。
リアリティーも、嘘なのだ。
これが本当らしいと嘘をつくための手段なのだ。
だからリアリティーという嘘をつけないやつは、
創作に向いてない。

その嘘はなんのためにつくのか?
たったひとつの真実、テーマの為にだ。
posted by おおおかとしひこ at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実写化は再現ドラマか?

漫画や小説の再現ドラマが実写化だ、と思うから、
「最高の出来でも再現ドラマ」が関の山なのだ。

人のやることには出来不出来があるから、
その方針である限り減点ポイントが生じて、
必ず原作以下になる。
減点0の完璧なものだとしても、原作の完璧な再現に過ぎない。
それ見るの?
それが目的なの?

僕は違うと考える。

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posted by おおおかとしひこ at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする